さつまの重賞ステップ「アイビスSD」



皆さんこんちゃ!


さつまです!



先週は函館記念のコラムを書かせて頂きましたが、買い目付きの配信では13番人気のドゥオーモを軸に15番人気のアドマイヤジャスタも押さえて、ワイド7点で37倍と334倍をGET!




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今週は電撃の5F戦となるアイビスSDをコラムの対象としてお送り致しますので、よろしくお願いします!




早速になりますが、新潟競馬場の風物詩でもある直線競馬重賞の分析をしていきましょう!




サマースプリントシリーズの第3戦となるアイビスSDは日本で唯一の直線コースを使って行われる重賞となり、秋のスプリント戦を占う重要な1戦としての意味合いも持たれていますね。




基本的には馬場の関係上外枠が有利になりやすいコースではありますが、開幕週の新潟競馬場という事も考えると、その傾向も若干は弱まるかなと考えられます。



弱まるといっても外枠からの発走の方がレースを作りやすい事には変わりないと思いますので、いつも通りの傾向で外枠に入った馬に過剰な人気が集まるのであれば、多少は中枠から内枠に入ってる馬の期待値が上がるかなと思って頂ければなと。




簡単な例で言いますと開催が進んだ時に外の3頭が集める人気が3-10倍だった場合と開幕週での開催となる直線競馬では意味合いが変わってくるというスタンスです。



これは適性オッズの捉え方は人それぞれですけども、馬場の傾向と合わせてシンプルな感じに判断しても良いと思います。




例えば芝の1200m戦ではほぼ同程度の能力と戦績に見える馬が2頭いた場合で、直線競馬の適性も同じくらいに見えるなーとなった時に8番に入った馬のオッズが12倍で1番外の18番に入った馬のオッズが3倍であった場合は単勝オッズ上4倍の開きがありますね。

このパターンではさすがに内外有利不利のバイアスを含めても8番に入った馬の方が妙味がありますし、印としては機械的な判断も加味して8番に入った馬を取った方がいいかなと良いと言う話です。




これは開催が続くに連れてバランスも変わってきますし、傾向も含めながら判断を変えていかなきゃいけませんが、アイビスSDや直線競馬では顕著なだけであって幅広く使える切り口でもありますので、枠でのオッズ差が付きやすい新潟開催では注目しておきたいですかね。




オッズ妙味と傾向からの1つの判断材料のお話をさせてもらいましたが、ここからはもう一度コースの傾向のお話に戻らせて頂きますね。



新潟直線競馬の舞台はスタートから約240mが緩やかな上りで、そこから200mを緩やかに下り、残りの560mほどが平坦なコースとなります。(JRA参照)




1000mだから前にいった競馬の馬が有利に思えますが、意外と直線競馬を逃げ切るのは難しく、短距離自慢の馬が集まったレースをテンから先手を主張出来るスピードを持った馬がレースを作りやすいとはいえ、逃げ切るには相応の持続力のある脚も合わせて持っていないと厳しいかなといった所です。



これは鞍上の判断力や騎乗能力が特に関わってくる舞台設定と言えますし、スタートから一斉に外ラチに馬が集まってくるので、逃げるまではいかないにしても捌ききれる位置にいないと勝負所に割り込む事は厳しいかなといった所ですね。




枠とオッズの関係性やコースの特徴含めてのお話はここまでにして、ここからは何頭かピックアップ形式でお話させて頂きます!




ライオンボス


昨年は直線競馬を2連勝と勢いのあるままに挑んだ当レースを勝ち切り、重賞初制覇をもぎ取った直線競馬の適性ではやはりトップレベルな1頭と言えるでしょうね。



今年は昨年のチャンピオンとしての出走になりますし、人気も昨年とは違った意味で背負うことになる分のプレッシャーは大きいかなと思います。


前走の韋駄天Sでは昨年とは違い57.5キロを背負ってになりましたが、僅差で勝ち切れたことは収穫でもあったかなと。


昨年程の圧倒的なパフォーマンスって訳ではありませんが、やはり力はあるので人気を集めるにしても危険な人気馬まではいかないかなと思います。

ただ、今年はメンバーで唯一の57を背負って出走になるのと、最終追い切りの動きがめちゃくちゃ軽かった点が気になりますね。



陣営は負荷をかける気は有りませんでしたと言っていますが、さすがにポリ追いで76.1-13.2はちょっと怖いなぁといった気もします。


まぁ、スタートも速く鞍上の先行しつつ徐々にエンジンを点火していく気質は合うかなとも思います。


陣営的には今年は捕まえにいく競馬をする可能性も示唆しているので、適性と能力も含めて大崩れする事はないと思いますが、頭で入る所の配当も踏まえるとここに関しては若干過剰な人気になる事が予想されるので、キャリーオーバーでのWIN5をライオンボスの1点突破で狙ってる人は注意もした方が良いかなと思います。




ラブカンプー

前走のCBC賞では2018年2月以来となる勝利で復活を果たしようにも見えますが、ここではどうなるのか楽しみでもありますね。


想定人気では2.3番人気くらいになりそうな上に前走は前有利の極端なバイアスを逃げ切り勝ちです。


更に前走は斤量51キロでアイビスSDでは56キロな上に鞍上は藤田菜七子Jになるので、前走の華麗な復活劇も含めてかなり個人的には過剰人気に思えるかなーと。


前走単オッズ93倍から、1桁オッズへのジャンプアップ、前走で逃げショック使用な上に斤量もプラス5キロと小柄な牝馬に取ってはなかなかの試練かなと思います。


それに直線競馬ではかなりゴタゴタしたポジション争いもあるので、メンタル的にも負荷がかかると思いますし、2年前のアイビスSDで2着に入ってるとはいえその時の斤量も51キロだったことを考えるとどうしても押したいタイプにはなり得ないかなと判断したいです。



コラムの執筆は木曜日にしているので、軸にするサイドの人気関係やラブカンプーの枠とオッズを踏まえて△回すかどうかくらいの立ち位置かな。




ナランフレグ


前走は初の直線競馬で速い時計の決着を5着と踏ん張れた収穫はかなり大きかったんじゃないかなと思います。


勝ちに行く競馬と言うよりもOP~重賞クラスが集まる直線競馬の流れを経験させる意味合いも大きかったと思いますし、上位に入った馬がより良い位置取りから外に外に集まって併せて伸びていた所を、この馬は後方から内に進路を求めて単騎で追い上げていたのも力のある証拠となったかなと思います。


上がりも最速で時計も優秀だった所も含めると2戦目の直線競馬で尚且つ重賞になったとしてもやはり侮れない1頭といった所でしょう。


テンがそこまで速い訳では無いので、目につきやすい(不当に人気になりやすい)大外枠になる事自体のメリットがそこまで大きな馬でもないかなと思うので、中途半端な枠でひっそりと狙いたいですね。笑




やはり枠のファクターも普段よりも多めに含めてのレースだと思うので皆さんが気になってるであろう2頭と僕が注目している1頭を合わせてピックアップは3頭とさせて頂きます!




今年は新顔も多いですし、前走前が断然有利のバイアスがかかっている所を逃げ切ってる馬もいますし、夏場のレースで極端にパフォーマンスを上げてくるダイメイプリンセスや重賞ウィナーで初の直線競馬出走となるノーワンなんかもいますし、やはり豪華なメンバーが揃ったかなと。



今年のサマースプリントシリーズ第3戦となるアイビスSDはやはり楽しみなレースと言えますね!



ここまで長くなりましたが、さつまの重賞ステップにお付き合い頂きまして、誠にありがとうございます!



今週も皆さんの馬券が当たりますように祈っております!!



Good Luck



さつま

さつまはここからいったいどんな本命にたどり着き、そしてどんな買い目を導き出すのか!?
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