さつまの重賞ステップ「クイーンS」



皆さんこんちゃ!




さつまです!



今週は札幌で一発目の重賞となるクイーンSが発走を迎えます!



秋のGI戦線を占う1戦でもありますし、2場開催で寂しい感じもしますが、注目度はやはり高いかなと思います。



今週だけはそんなクイーンSの分析をする前に、少しだけ別のお話をしましょうか。





昨年の7月30日にこの世を去ったディープインパクトの一周忌がまさに今コラムを書いている今日なのですよね。



17歳という早すぎる年齢で天国に旅立ってしまったディープインパクト号。


多くの競馬ファンを魅了してきた走りと、その血を受け継いだ子供たちにもたくさんの名馬が生まれていますし、これからもずっと語り継がれるのかなぁと考えると、何か感慨深いものがありますね。




ディープインパクトが走りでは数多くの伝説を打ち立てていたのは誰もが知ってる事なのですが、僕が1番凄いなと思っているのが無敗で挑んだダービーの出来事なんですよね。




デビュー当初から異質な走りでファンの心を掴んでいたのもあると思いますが、ダービーでのディープインパクトの単勝オッズは1.1倍でした。


勿論1.1倍の支持を集めること自体は稀ですけどあるにはあるんですよ。


ただ、3歳馬の頂点を決めるレースとも言えるダービーで、単勝支持率73.4%ってのは今後破られることのない記録なんじゃないかなと。


ファンの期待を裏切ることなくダービーを快勝して、史上2頭目の無敗での3冠を達成したのは本当に凄いの一言です。。



ディープが遺した遺伝子はこれからも受け継がれていくと思いますし、ディープの血を受け継いでいる馬たちの今後の活躍にも期待したいです。




1人の競馬ファンとして、実力も含めて全てを兼ね備えていた名馬のお話をさせて頂きましたが、これを持ってあらためて追悼の意とさせて頂きます。








さてここからはクイーンSの分析に戻りましょうか。




札幌芝1800mを舞台として行われる3歳以上の牝馬限定競走となります。


まだ今年の札幌開催の傾向を掴みきれていませんけど、スタートしてからすぐにコーナーがあるのが特徴的で、スタートしてからの息が入れやすい分、前が総崩れになる可能性は低いんじゃないかなと僕は思っています。



小回りコースって印象とは少しだけ違うのですけど、やはり差しがハマりやすいとまでは言える設定ではないと思いますので、基本的な路線としては先行争いが激化するようなメンバー構成で無ければ基本は前狙い、前がキツくなりそうなくらい揃ってる時は少しずつ後ろの列からの競馬になる馬も狙っていくって予想スタンスでいきたいですかね。


今年のクイーンSはそれなりに前にいきたがる馬もいますし、比重としては先行6、差し4くらいのバランスでの切り口でいきたいかなと思っていますが、やはりサンプルが少ないので、土曜日の傾向はしっかりと見ておきたいです。苦笑



クイーンSにはディープインパクトを父に持つ牝馬が2頭出走予定となってます。


コントラチェック
オールフォーラヴ



コントラチェックは昨年暮れのターコイズSで重賞2勝目をマークしたのですが、今年初戦の中山牝馬Sでは2番人気の支持を集めながら16着と大敗しています。


ただ、ここに関しては特殊な馬場とコンディションだったこともありますし、能力的な所での負けとしては捉えるのも違うかなと。



以前は逃げる形での競馬をする事がこの馬の気性的にもあっていましたが、今は馬に落ち着きも出てきましたし、気性的な所での成長が伺えるのは悪くないかなと思います。



気性的な所が改善される事で脚質にも多少の幅が生まれてきますし、札幌の芝への適性とコース自体に関しての適性もありそうなので、鞍上も含めて人気を集めることにはなりますが、見限る程の立ち位置には無いかなって所です。




オールフォーラヴ

札幌のコースは初の舞台な上に半年以上の休み明けでの出走自体が初めてになりますが、乗り込み量自体は足りていると思いますし、追い切りでは札幌芝で5Fを62.5-11.8と優秀な時計を出してきてるあたり、仕上がりに抜かりは無さそうです。


未知の部分がある1頭ではありますが、ここ最近でも本当に勢いのある横山武Jが乗る点も含めて、個人的には押さえて置くべき1頭なんじゃないかなと。



重賞での目立った成績は残せていませんが、このタイミングだからこそ狙う価値はあると思うので、コラムでの推し馬としておきます。



カリビアンゴールド


昨年の同レースでは格上挑戦の身でありながら3着と好走していますし、適性面では申し分無いタイプといった所でしょうか。



どのポジションでレースを進めてくるのかがカギになりそうですが、馬場が渋る様な事がなければやはり軽視はしたくないかなと思うので、相手には入れる可能性が高いですね。




フェアリーポルカ


洋芝への適性はまだ分かりませんが、それを計算出来ないとしても小回りコースでの実績を考えると、条件としてはほぼベストに近いと思いますし、近走の力強い走りからも1番人気に支持されるのは妥当かなと。



正直以前は多少非力な印象もありましたし、3歳時の走りからは重賞3連勝に手をかける所まで来るとは思っていませんでした。



緩さが取れた分瞬発力の所でも勝負が出来るでしょうし、前有利の展開で差しに回っても馬券圏内にまで持ってこれる力を付けていると思うので、差し馬の中では1番手の評価に近いです。


後はどのくらい人気になるのかって所と相談しながらですかね。



コラムは木曜日に執筆しているので、枠が出る前の段階ではありますが、クイーンSに出走する穴馬で特に注目しているのは先程述べたオールフォーラヴともう1頭挙げるならサムシングジャストの2頭です!



点数的な余裕があるなら、穴馬の相手として一考しても面白いかなと思います。




ここまでお付き合い頂きまして、ありがとうございます!



今週のさつまの重賞ステップではディープインパクトのお話とクイーンSの傾向、ピックアップ馬のお話をさせて頂きました!



今週も皆さんの馬券が当たりますよう祈っております!



Good luck



さつま

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