さつまの重賞ステップ「ローズS」
中々タフな舞台設定の中京芝2000m
皆さんこんちゃ!
さつまです!
日曜日には秋華賞のトライアルとなるローズSが発走を迎えます!
桜花賞、オークスと連勝して2冠女王となったデアリングタクト(秋華賞直行)への挑戦権を手にするのは果たしてといった所ですね。
通年で見た場合3歳女王の名はデアリングタクトで決まりかなと思いますが、秋華賞本番で一矢報いる牝馬が出てくるのか楽しみではあります。
舞台は中京芝2000mを使用します。
この舞台設定も中々タフな設定になっていまして、ホームストレッチ半ばからのスタートになるのですが、スタートして間もなく急坂を上ることになり、前半1000mはほぼ上り坂を走るといった感じですね。
そこから緩やかに下っていきますが、最後の直線でもう一度急坂を上らなくてはならないので、コースを一周する中で2度の急坂をこなせるスタミナの部分も意識しながらの予想になりそうです。
なお、3F~4Fにかけて外外を回って捲る様な形はかなり厳しいですし、高確率で不発に終わる可能性を考えるべきかなと思います。
人気を想定されているのが
クラヴァシュドール
デゼル
フアナ
リアアメリア
この辺の4頭なのですが、個人的にはどの馬もオッズの割には…って感じの評価なんですよね。
人人気の4頭は最高でも○評価止まり?
クラヴァシュドール
クラヴァシュドールは春の桜花賞→オークスの臨戦よりも、休み明けで前走のオークスからみたら距離短縮になるローテのは多少マシかなと思いますが、メンタル的には横の関係がもう少し楽な所を1度挟みたかったかなといった印象です。
オークスよりも多少は適性面で良い方に寄るかなと思いますが、やはりベストな舞台設定ではなさそう。
中間の動きは元々の素質も考えるとやはり迫力は増している印象ですが、僕の予想の切り口でベストでは無いと思ってる上に人気もしている以上は印上位になる馬ではないですかね。
デゼル
春に比べて馬体は数字以上に成長したように見えますし、仕掛けに対しての反応速度も上がったかなと思います。
2連勝で挑んだオークスではキャリアの浅い所もあったので、ペースと距離延長に対応出来なかった部分が出てしまっての11着。
鞍上が日本人Jの武さんに戻る点はここぞって舞台を考えると好材料かなと思いますが、外枠に入ってここまでの様な控える形の競馬になるとベストなパフォーマンスを出せる舞台ではないですし、頭まで届かない想像の方がしやすいです。
ここの部分を補える程の成長力を見せる事が出来るのかに個人的には注目しています。
フアナ
2走前のフローラSでは勝ち馬のウインマリリンから0.1差の3着と好走出来ていましたし、このウインマリリンはオークスでデアリングタクトからみて0.1差の2着に入った素質馬でもあるので、フアナ自身の素質も相当高い部類に入るかなと思っています。
上がり馬で距離延長のローテではありますが、個人的には結構狙ってたんですけど、鞍上がルメさんなんですよね…
正直それだけで期待値の基準値がルメさん基準になってしまうのが少し残念な所ですが、4頭の中では1番期待してる1頭ですかね。
新馬戦ではアドマイヤビルゴ(4戦3勝)に差されての2着も0.1差と走力示していますし、未勝利戦では1馬身半近く離したラルナブリラーレが既に1勝クラスを突破して、2勝クラスでも2着と好走しています。
フローラSは先程述べた様にパフォーマンス高かったですし、前走(小倉芝1800m)は休み明けで余裕残しの仕上げでもしっかりと勝ち切ったあたりはセンスの高さも伺えました。
1度使われたことでの上積みが望めるのと計算もしやすくなる点も踏まえるとオッズ面を抜きにしたら、やはり楽しみな1頭です。
正直10倍ちょっとくらいで狙いたかったですね。苦笑
リアアメリア
この馬は阪神JF、桜花賞と人気を背負いながらの2連敗をした形で、前走のオークスで着順を押し上げてきたのは比較的驚かない結果でした。
デビュー戦から桜花賞までは同じような位置取りショックで2戦目まではポテンシャルの高さで連勝出来ましたが、メンバーレベルの上がった阪神JFと桜花賞では通用しないまではいかないにしても、パフォーマンスを他の馬同様に上げることが出来なかった点はやはり使い方と馬の気持ちの入り方にズレが生じていた様にも思えました。
その中でオークスは大幅な距離延長だった上に、この時点で経験していた1600の流れに比べたら息の入るペースでしたし、特にマイルGI2戦で辛い部分を経験したショックが生まれたかなと。
差し、追い込みが本質ではあると思いますが、差し有利の激戦流れでそこまで得をするタイプではないと思っているので、ゆったりとした流れで運べる2000-2200くらいの条件がベストなんじゃないかと思っています。
ただ、休み明けが最高のパフォーマンスって感じもしませんし、激戦3つのどれもで結果的には馬券圏内に入れなかった中でのこの人気ではちょっと1.2.3番手で推したくなるタイプではありませんね。
川田さんが安全に外回して追い込んでくるようなら、舞台条件的には更にマイナス材料となるような気もするので、ここは回しても△くらいにしておきます。
人気馬ですし、配当の観点からも来たら仕方ないと割り切りたいタイプですので、穴絡みで押さえるくらいです。
とまあ人気が予想される4頭の大まかな評価はこんな感じですね。
9月からは買い目構成含め、印の回し方を大幅に変更しているのですが(買い目配信では◎表記にしています)1番上の印でも○止まりかなと言った感じのメンバー構成と自信度になるかなと。
本当の意味での◎を回せるくらいの自信度の馬を導ける可能性は低そうな印象ですね。
あとは開幕週見ると思ったよりも外差しが決まっていましたが、やはりロスの無い競馬が出来る方が有利だと思いますし、有利な条件と枠、人気が相反するようなら穴目から狙っても良いかなと思えるレースだと。
データ的には人気馬の成績良いですが、今年の舞台は中京2000mですからね。
オークスで光る所も見せて走ってる馬はこの舞台に条件が変わっても極端に評価を落とす訳にはいかないのも確かなので、その辺も踏まえながら考えたいですかね。
コラムは木曜日の枠順決定前に入稿していますので、レース本番の予想では前日の傾向や収束しつつある想定オッズ、枠順なども加味しながら予想するので、多少は評価も変わってくると思いますが、この4頭の中から本命を打つ事は無さそうですね。
現時点の予想段階ではありますが、穴馬で推したいのが、ラインオブダンスとシャムロックヒルの2頭ですかね。
点数に余裕があって、ガチガチな決着に疑問を持てる方は相手くらいには押さえておいてもいいかなと思いますので、よろしくお願いします。笑
長くなりましたが、ここまでお付き合い頂きまして、誠にありがとうございます!
今週も皆様の馬券が当たりますように祈っております!
Good Luck
さつま
さつまはここからいったいどんな本命にたどり着き、そしてどんな買い目を導き出すのか!?
買い目入りの予想はこちらから!
レース前日の夜に配信!