さつまの重賞ステップ「函館記念」

皆さんこんちゃ!






さつまです!



今週は2歳世代1つ目の重賞となる函館2歳S、阪神での開催となる中京記念、こちらはサマーマイルシリーズ第2戦ですね!



そして函館開催を締め括る函館記念があります!


サマー2000シリーズ第2戦となるコチラをコラムの題材としようかなと思います!


函館2歳Sは昨年の出世レースでもあったので、書きたい気持ちもありますが、昨年ほどインパクトのある馬もいない気がするので、函館記念で許して下さい。笑








それでは早速今年の函館記念について分析を始めていきましょうか!




まず、知っておきたいのはここ10年の1番人気の成績です。


1-1-0-8



1番人気の3着内率が20%で勝率は10%とデータ上は非常に結果のでにくいレースとなっていますね。


過去10年の1番人気での勝利は昨年のマイスタイルだけで、2着は2010年のジャミールのみと中々苦戦していると言えますね。


1番人気が3着内に2回しか入れていないのですが、2桁人気の穴馬が過去10年で4回も2着に入っており、ピンポイントで狙うのは難しいですが、波乱傾向のあるハンデ重賞となっております。



1着馬は過去10年ですと5番人気までが占めており、今年もこの傾向をなぞるのであれば、比較的狙い目は絞りやすいかなと考えられます。




このデータを参考に1つの目安を作って頂けたら、今度は枠順(馬番)について見ていきましょうか。



1番~4番
4-4-3-29

5番~8番
5-3-1-31

9番~12番
1-2-2-35

13番~16番
0-1-4-34




データ上でもかなりの差がありますし、この様なことから、タフな展開になることが多いので、外を追走することに力を使ってしまうと力のある馬でも勝ち切るまではいかないことが多いですね。


これを踏まえると内目でごちゃつくリスクを取った方が良いかなといった印象ですかね。



データを突き詰めると更に絞る事が出来ますが、僕はデータは参考程度にといったスタンスですので、これだけの部分でも予想の切り口を見つけやすくなるので、最低限押さえておいても損はないかなと思いますので、皆さんも頭の片隅には置いておきましょう!




ここからはピックアップ形式で何頭か紹介していきましょうかね。



トーラスジェミニ


今年の函館記念で台風の目となり得る可能性がありそうなのはこの馬かなと。


エプソムCでは18番人気とシンガリ人気ながら逃げて3着と粘りこんで穴をあけたのですが、前走の巴賞でも少頭数とはいえ逃げてそのまま先頭でゴールを駆け抜けている訳ですから、勢いに乗ってる1頭と言えるでしょう。


エプソムC、巴賞と続いて、3戦目のここで状態面がどうなるのかと思っていましたが、追い切りでは意欲的な走りを見せていますし、非常に仕上がりが良さそうなので、3戦目のここでも、もう1発があってもおかしくはないかなと。




ニシノデイジー


昨年のセントライト記念以来の勝浦さんとのコンビ復活で、前走目黒記念からの巻き返しを狙っている1頭といった立ち位置ですかね。


馬券圏内に5回絡んでいるのですが、その内2つを函館で1つを札幌でマークしています。


洋芝適性をあると取るのか、早熟と取るのかは難しい所ではありますが、得意の舞台で変身の可能性は捨てきれないかなとも思えますね。



勝浦さんが跨った感触も良さそうですし、12日の追い切りの動きも迫力があったので、異様に人気しないようなら△くらいは回してもいいのかもしれません。




レイエンダ

前走のエプソムCでは10着と敗れたものの、やはり馬場の影響もあったように見えましたし、多少の前進はあっても良いかなと思います。


陣営は前走よりも体調面が良くなってると言っていますが、さすがにそこまでガラッと変わってる印象とまではいかないので、過剰に人気するようなら、ここでも注意が必要かなと思います。

そこまで器用なタイプではないと思うので、ジリジリと消耗するようなコーナー4つも僕は加点材料にはならないかなと。




ナイトオブナイツ


前走の巴賞では悪くない位置取りから最後はガス欠気味で失速していましたし、さすがに年齢的な衰えは否めないかなといった感じですかね。


多少は叩いた上積みもありそうですが、距離延長もどうかと思いますし、適性のある洋芝でも厳しい印象です。


鞍上も落ちますし、ここでの1発を狙うタイプの穴馬には当てはまらないかなと。




レッドサイオン


前走の巴賞では1番人気の支持を集めながらもいつもの脚は使えずの7着と見せ場は作れませんでした。

今回はブリンカーを着用するとのことで、休み明けを使った分とブリンカーの部分も考慮するのであれば、ここで一変する可能性も有り得るので、人気次第では押さえておきたいかなと考えています。




アドマイヤジャスタ

前走は久々に最後まで集中力を切らさずにレースに挑めていたし、父であるジャスタウェイも古馬になってから本格派してきたタイプなので、まだ見限るには早いかなと思います。


ホープフルSで2着に入った実績もあるので、以前の様な道中から手応え抜群で直線を迎えるような走りを見たいですね。


前走同様にホライゾネットを着けるとのことなので、引き続きその効果にも期待したいですね。




ドゥオーモ


休み明け前走は後方からの競馬までは想定内だったと思いますが、得意の捲りも発動出来ずに終わってしまいましたし、当日の気配には注目しておきたいタイプです。


休み明け2戦目で急に動ける様になることも多いタイプなので、安易に前走のパフォーマンスだけで切るのは違うかなと思います。


コラムを書いてる段階では追い切り動画見つけられなかったので、前日までにそこも見てから最終的な印は決めようかなと思います。





大体3分の1程ピックアップしましたが、気になっていたお馬さんいましたでしょうか??



いなかったらごめんなさいです。笑



ここに斤量、仕上がり面、人気別データや馬番での成績、ここまでのレースを見ての横の比較、当日の天気なんかも踏まえて予想の切り口を見つけていきましょう!


オマケになりますが、函館2歳Sに出走を予定している新種牡馬のマクフィ産駒で新馬戦のダート1000mをレコード勝ちしたルーチェドーロは回転力のある脚捌きですし、スピードが非凡な印象なので芝でも通用するとは思います。

ここはどれくらい人気するかによりますが、最低限印は回しておいた方がいいかなって所ですかね。




今週のさつまの重賞ステップは以上になります!




ご自分の予想と合わせてご活用頂けたら嬉しいです!


今週も皆さんの馬券(買い目)が的中するように祈っております!



それではまた来週!




Good Luck!!




さつま

さつまはここからいったいどんな本命にたどり着き、そしてどんな買い目を導き出すのか!?
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