さつまの重賞ステップ「NHKマイルC」

今年は1400向きのスピードも兼ね備えた馬が有利!




皆さんこんちゃ!







さつまです!






5月8日の日曜日に東京芝1600mを舞台に3歳マイル王決定戦となる、NHKマイルCが発走を迎えます!






朝日杯フューチュリティステークスを快勝して当レースの主役となるグレナディアガーズ、新馬戦では高いパフォーマンスを示し、弥生賞2着で操縦性やパフォーマンスの幅も見せたシュネルマイスターは鞍上ルメールさんで、ここに来て2戦続けて逃げて快勝しているバスラットレオンも快速な脚を活かして主役の1頭になり得るかなと。





この他にも昨年は未勝利勝ちに留まっていた中で始動戦となったシンザン記念を2着、そしてファルコンSでは追いすがるグレナディアガーズを退けての1着と飛躍を果たしてきたルークズネスト、アーリントンCでは磐石の強さを見せたホウホウアマゾンに加えて、勢力図を変えてくる可能性のある2.3.4着馬など例年通り大混戦の予想される春の3歳GIの1つとして非常に楽しみなレースになりそうです。







そんなNHKマイルCの舞台となる東京芝1600mですが、今年は開幕週から見る限り時計の出る馬場が維持されており、週中に降った雨などを考えても東京コースの水捌けの良さなどを踏まえるとやはり早い時計での決着が予想されます。






時計の掛かるスタミナ部分も必要とするレース質では本質がマイラー~中距離くらいの馬の方が台頭しやすいかもですけど、やはり今年のマイルCは1400質の基礎スピードも兼ね備えた馬の方が僅かに有利かなとは思います。





逆を言えば、元々はスプリント気質なタイプな印象もある中で王道路線を進もうと考えていたけど跳ね返された様なランドオブリバティなんかも変わり身を示してきてもおかしくはないかなと。








最終的にはどれだけ時計が出るのかなども注視しながら考えたい所ですけど、今の現状で出来る準備も考えつつ今年のNHKマイルCのお話をしていきますね。








注目馬というよりも今年の出走馬を相対的に見ながらのお話と致しますので、よろしくお願いします!

有力馬のうちスプリント質なレースに合うのは?





今年のマイルCで人気を集めそうなのがグレナディアガーズ、シュネルマイスター、バスラットレオン、ホウオウアマゾン、ルークズネスト辺りになりそうですが、この中でも現状の東京の傾向を考えると特に向いているかなと考えられるのがグレナディアガーズ、ルークズネストの2頭かなと。





グレナディアガーズやシュネルマイスター、後はバスラットレオン辺りに共通するのが欧州寄りの血統を持っていて、終いの切れ味というよりも持続性の脚を使えるって部分を活かして完封するようなレースぶりを得意としていること。



その中でも早熟具合も高くて、スプリント質なレースや前傾質なレースでこの時期に高いパフォーマンスを誇るのがフランケルを父に持つグレナディアガーズかなと言うのが自分の見方ですかね。





おそらく今週も早い時計での決着になりそうですし、舞台となる東京1600mは前半から流れやすい傾向も強いため、前走に高速ラップを刻んだレースを経験していること、朝日杯でも同様に速くなった流れを差して来ての快勝など、時計の出る中で前走から距離が伸びる点に関しても歓迎出来るかなと。







シュネルマイスターは前走に弥生賞を挟んだことで正直戸惑うことがあるのが流れ(ペース)の変化です。


前走の弥生賞は極端に落としたペースを2番手の追走で差し切れなかったこと、舞台が東京コースに変わることはプラスになるでしょうけど、3戦して2戦がSペースってことを考えると、この馬にとっては一気に激流に流れが変わる点など不安材料も抱えている形にはなりそうです。





基本的には素質のある1頭として数えてはいますが、今年のマイルCの上位の顔ぶれやここまでの他の馬のパフォーマンスを考えると見劣りする部分がある中での上位人気って印象が残ることにはなるはずです。






なので個人的には積極的に買いたい1頭かどうか問われたら正直否と言わざる得ない立ち位置ですかね。






ルークズネストは前走のファルコンSを好発から速いラップを刻んでグレナディアガーズをアタマ差ですが凌いだことは評価して良いのと、シンプルに高速馬場で時計の出やすい傾向のあるレースの質に関しては血統的にも上位の人気の中でも1番合うかなといった見方をしています。





父モーリス、母ヴィラ、母父ディープインパクトで前半から流れるようなレースの質ではパフォーマンスを上げてくるモーリス産駒にディープの血も入っていますし、2走前のシンザン記念のように中団からの競馬も出来ることから、戦略的にも融通の効くタイプだと思います。





前走からは距離延長、2走前と同距離になりますがスプリント質の基礎スピードを持ちつつ、マイルでも実績があるって所は素直に評価をすべき1頭だと思います。




まだ一概には言いきれませんが、モーリス産駒は奥の深い血統になってくるとは思いますし、これからどんどんパフォーマンスを上げてくる馬が増えてくるかなと思うので、やはり昨年の格を重視するよりも、この手の産駒は今年の前哨戦やハイレベル戦でどれだけデビュー時よりも成長しているのかを取りたいかなと。



勢いを付けつつあるタイプですので、軽視するべき1頭では無いかなと。







2走続けてる逃げて結果を出しているバスラットレオンに関してはこの馬自体のパフォーマンスは安定した感じも出てきましたし、おそらくですけど前走、前前走同様にこの馬の形には持っていくことができ見せ場は作ってこれるかなとは思います。



正直前走のパフォーマンスを踏まえると、札幌2歳Sからシンザン記念までの苦労はなんだったのかなと疑問が生まれるレベルではありますが、これも様々なレースを経験出来たことを考えるとプラスではあるかなと。




今回は格がこれまでで1番高くなるレースになることと、同型の馬がどれだけ突っかかってくるのかがポイントになってくるはずです。



終いの切れ味で勝負するのではなくてあくまでも持続性のある脚を活かして後続を封じるって手筈のタイプなので、捨て身の逃げを打ってくるタイプがいて3.4番手くらいの追走になった上で横と後2馬身くらいの所にこの馬よりも脚を使える馬がいるとなると頭で入るまでの形に持って行ける決めては兼ね備えていないかなって感じですかね。





NHKマイルCに対しての欧州血統のウィークポイントはグレナディアガーズよりも多いかなとは思うので、おそらくグレナディアガーズよりも上に取ることは無いかなと言うのが自分の見解です。










今年のマイルCはM~Hペースでどちらかと言うとHペース寄りのレースになると思っているので、その辺も加味しながら予想や買い目は考えるのが得策かなと思います。







これがどスローになる様なら自分は盛大にズレることになるかもですけど、やはりどこかに方向性を持ってアプローチはすべきですし、Hペース想定であるならば追走部分の不安なども含めて何頭か落として馬柱の縮小も狙えますし、良い意味で可能性の部分を切り取って行けるとも思っているレースかなと。







以上のことを踏まえながらここまでのレースの質や実績などを考慮しつつ予想していきたいです。







サラっとした内容ではありますが、アプローチ部分に関してはこれかなってことを書いているつもりですので、参考になったら幸いです。






最後までお付き合い頂きまして誠にありがとうございます!




今週も皆様の馬券が当たりますように祈っております!



それでは良い週末を!!




Good Luck





さつま

さつまはここからいったいどんな本命にたどり着き、そしてどんな買い目を導き出すのか!?
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レース前日の夜に配信!