さつまの重賞ステップ「天皇賞(秋)」
例年瞬発力勝負になる傾向
皆さんこんちゃ!
さつまです!
注目を集めていた秋華賞と菊花賞はデアリングタクトとコントレイルが見事に無敗での牡馬、牝馬共に三冠を達成しました!
特に菊花賞でのコントレイルとアリストテレスの直線での叩き合いには競馬ファンの皆さんも特にドキドキしたのではないでしょうか?
僕はレースが終わってからも鳥肌が中々治まらなくて苦労しました。苦笑
そんな興奮も冷めやらない内に、今週は天皇賞・秋が発走を迎えます!
歴代牝馬最強と言われているアーモンドアイ、宝塚記念では牡馬を圧倒する圧巻のパフォーマンスでGI2勝目を挙げたクロノジェネシスなど、勢いのある牝馬を実績のある牡馬がどこまで食い下がることが出来るのかって構図な気もしますね。
天皇賞・秋
東京芝2000m
1コーナー奥のポケットからスタートする舞台設定で、コーナーは3つ、スタートしてからコーナーまでの距離が130mと短く、多頭数の場合では外目の枠は比較的ロスが多くなり不利を受けやすいのですが、出走頭数12頭の当レースではそこまで内と外の枠の差は無いかなと言えます。
高低差は2m程で坂はありますが、比較的フラットに近い舞台ですし、例年瞬発力勝負になる傾向もあるので、今年は適性面でマッチしている馬とそうでない馬が極端に分かれているような感じもしますね。
ここに能力差も加わってきますし、ある程度シンプルな切り口で狙っていくのもアリかなと言えます。
そんな条件で行われる天皇賞・秋の出走メンバーの内何頭かをピックアップしてお話させて頂きますので、よろしくお願いします。
安田記念の敗戦をどう見るか?
アーモンドアイ
今年はコロナの影響を受けて海外遠征などのトラブルもありましたが、休み明け初戦のヴィクトリアマイルを快勝して、そのまま連戦とした安田記念ではグランアレグリアに敗れての2着と戦績2つの部分を切り取って見ると、パフォーマンスの部分で少し陰りが見えて来ているとも取れます。
ただ、アーモンドアイ自体のベストパフォーマンスを発揮する舞台がマイルでは無いと思いますし、守備範囲内の所を能力に秀でてる部分で勝負していたって印象の方が個人的には強いですかね。
安田記念で敗れたグランアレグリアもスプリンターズSを異次元の脚で差し切って勝っていますし、相当なポテンシャルを持っているのも確かだったかなと。
中90日以上空けている休み明けでのパフォーマンスに関しては相変わらず現役最強馬のそれに相応しいパフォーマンスだと思いますし、昨年も力の違いを見せ付けた同舞台となると、やはりオッズを加味しない総合的な力関係ではクロノジェネシスよりもアーモンドアイの方が上かなと思います。
馬場が渋ればクロノジェネシスに傾いてくる可能性もありますが、今週は幸いなことに晴れマークが続いてるので、開催も多少進んで馬場が痛み出している点を除けば、アーモンドアイにとってはベストな舞台と言えそうですね。
芝のGI最多勝利の8勝も掛かっていますし、鞍上のルメールさんも相当な自信を見せている事からも万全な状態での出走になりそうです。
クロノジェネシス
クロノジェネシスも休み明けでフレッシュな状態でのパフォーマンスが最も充実しているタイプになりますので、その点に関してはアーモンドアイと似ている部分もあります。
前走の宝塚記念では牡馬を圧倒する走りを見せての快勝と正直リスグラシューとダブって見えるくらいの圧巻のパフォーマンスでした。
ただ、東京芝2000mって舞台設定と良馬場開催になりそうな点はこの馬にとっての追い風とはなり得ないとも言えるので、今持っている能力的な部分でどこまでアーモンドアイとの比較をするのかって所に焦点を当てたいかなと思ってます。
仮にアーモンドアイが宝塚記念に出走していたら勝っていたのはクロノジェネシスの可能性が高いですし、それ程に適性部分でのパフォーマンスの振り幅が大きな馬とも言えます。
左回りの東京コースでは切れ負けする可能性も捨てきれませんし、良馬場と渋った馬場での他馬との上がりの比較を見ていても、良馬場時よりも渋った馬場の方がこの馬にとって得をする部分が大きいのも確かかなと。
それでも力のある馬ですし、ローテに関してもこの馬のパターンにあてはまることからもこのメンバー相手に崩れる可能性はそこまで高く無さそうですので、どうしてもレース自体の想定配当は低く見積もることになりそうかなと。
想定2番人気ですが、この条件であればオッズ差通りくらいのアーモンドアイとの力関係とみて良いかなと考えています。
アーモンドアイ想定1.5倍
クロノジェネシス想定3.0倍
ここからどれくらい差異が生まれてくるのかって感じですかね。
この2頭が主役のレースではあると思うので、実績のある牡馬達がこの条件の元でどこまでのパフォーマンスを見せてくるのかって所ですよね。
キセキ
この2頭に割り込める可能性が1番高いのはこの馬かなと個人的には考えています。
近走は出遅れからの流れもありますが、追い込んでくる競馬で結果を出せていますし、2年前にアーモンドアイがレコード勝ちしたジャパンCの高速決着にも対応していた事からも、スピードの絶対値は高いといえるので、良馬場での速い時計の決着に寄ってくるのであれば十分可能性はあるかなと。
6歳になって能力的な部分で下降線に入ってる可能性もありますが、ここ最近は坂路での調整を増やしており、瞬発力強化(維持)にも努めていますし、仮に出遅れる形でも良いので、前にいく競馬では無くて、後ろからの競馬をしてくれればかなり期待出来そうな1頭だと思っています。
ウインブライト
松岡さんの復帰に合わせたって所もあると思いますが、急仕上げな印象もありますし、東京芝2000mって条件に関してもベストな訳ではありません。
パワー型で右回りコースの実績が強過ぎる点も懸念材料ですし、長期間の休み明けの実績もないので、ここでの好走を期待するには材料が少な過ぎるかなと。
フィエールマン
東京コースは新馬戦以来ですが、近走は長距離戦をメインに走ってる部分がここでどう出るのかって感じですかね。
ただ、ステイヤー寄りだからって理由で切るには施行回数が少ないので、下手に中距離戦で底を見せている馬よりも可能性があるんじゃないかなと踏んでいます。
凱旋門賞からの立て直しを意識せざる得なかった昨年暮れの有馬記念でもなんだかんだで4着と走っていますし、今年初戦の天皇賞・春でも勝ちきっていることからも能力的な部分を切り取って見れば相当なものかと。
ここで短縮の瞬発力戦になるって所でやたらと人気を落とすのであれば押さえておきたい1頭だとは思いますし、当日のオッズには注意したいかなと思います。
まだ2.3頭書きたいのですけど、一応全頭見解を書く予定ではあるので、このくらいにしておきますね。
アーモンドアイにとってはラストランになる可能性も含んでいるレースなので、秋華賞と菊花賞に続いて大注目のレースになりそうです!
今週も皆様の馬券が当たりますよう祈っております!
Good Luck
さつま
さつまはここからいったいどんな本命にたどり着き、そしてどんな買い目を導き出すのか!?
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レース前日の夜に配信!