さつまの重賞ステップ「小倉2歳S」

馬体の完成度も高いモントライゼ



皆さんこんちゃ!



さつまです!




今週は僕の好きな小倉開催がラストなので、コラムの対象レースは小倉2歳Sに致します!




台風10号が接近しているので、もしかしたら開催が月曜日か火曜日にスライドする可能性もあるので、その点に関してはご了承下さい。



1日おいての火曜日が濃厚かなとは思います。




小倉2歳Sといえば、過去に波乱決着のあるレースですが、今年はどうなるのかも気になりますね。



この時期のスピード自慢の馬が揃うレースですし、桜花賞を制したレーヌミノル、小倉2歳Sで3着と好走し、春に行われたNHKマイルカップを制したラウダシオンなど出世レースの1つとして数えられるかなと思います。




新馬戦、未勝利戦とは一変するようなスピードレースになる傾向もあるので、ここを勝ち切る馬や強い競馬をした馬は今後の活躍にも注目しておきたいレースです!




そんな小倉2歳Sの出走する快速馬から、何頭か考察を書かせて頂きますね!


まずはこの馬から!




モントライゼ


新馬戦は終始前のめりにいきたがってる面をみせながらのレースで、コース取りも外目と幾つかロスのある競馬になりました。


そこを九州産馬のヨカヨカに目標にされるも、最後まで競り合った点はかなりの好パフォーマンスでしたね。


消耗しててもおかしくない後半3Fのラップの方が速いですし、かなり収穫のあった新馬戦ですね。


正直ここまで消化された2歳のスプリント戦でも1番目の引かれるレースと後付けの評価をしてもいいかなってレベルです。



勝ったヨカヨカはその後にフェニックス賞、ひまわり賞とOPクラスを圧勝の形で連勝していることからもモントライゼの評価を高めることになったかなと。



前走は阪神の未勝利戦を逃げて楽々と新馬戦の走りがまぐれではない事を証明しましたし、非凡なスピードを秘めてる1頭として計算出来そうです。



未勝利戦を勝ってからは1度リフレッシュ放牧に出されてから、順調に乗り込まれてきているので仕上がりに関しても抜かりはなさそうです。


当日(火曜日かも)の天気も気になりますが、未勝利戦も前日重馬場で稍重まで回復したとはいえ、比較的ぬかるんだ馬場を苦にもせずに走っていた事からも、他馬と相対的にみてもこなせる部類だと思うので、人気サイドではありますが、個人的には評価の高い人気馬かなといった印象ですね。


馬体の作りもコンパクトですが、引き締まって見えますし、この時期の2歳馬(特にスプリント路線)にしては完成度は高めです。


テンションは上がりやすいので、長距離輸送を問題なくこなせれば1番勝ちに近い1頭かなと。







フォドラ


小柄なロードカナロア産駒の牝馬ですが、新馬戦を2馬身差で完勝して、函館2歳Sでは逃げ粘って差の無い4着とスピードのある所を証明してくれたかなと思います。



調教では渋った馬場でも小柄ながらに力強いフットワークで、本当に400キロあるかないかの牝馬ってくらいの迫力ある動きを披露していますし、馬場が渋るのを歓迎出来る点は週末から週明けの天気を踏まえると好材料に思えます。


あまり揉まれたくない点も考えると迷わず前に出してきそうですし、11頭立てと少頭数での構成になったのも追い風ですかね。



メンバーの中でも唯一の重賞経験馬だけに、2度目の挑戦でタイトル奪取も不思議ではないかもです。



万全を期すために金曜日に現地入りするとの話なので、2戦目で斤量プラス3キロを克復していた点も含めて、面白い存在かなと。


穴馬なら前に行く馬か





メイケイエール


デビュー戦の小倉芝1200mでは終始楽な手応えのまま、直線を迎えると追われてからは抜群の反応をみせて持ったままで2着以下を引き離す圧勝劇でした。



先行する前を捉える形がハマりそうなタイプですし、ギアチェンジの部分でもメンバーの中では非常に優れている部類に入るかなと思います。


ここまでの新馬戦を見ていても、ミッキーアイル産駒は初戦から動ける馬が多く、スプリント戦では結果も出してきているので、追走力、持続性、瞬発力のどれをとっても上のクラスに入るバランスの良い馬かなと。



初戦からメンバー構成がガラッと変わってくるので、ここで真価が問われるかなと思いますが、大きく崩れる可能性は低そうな印象です。








セレッソフレイム



上記の3頭は人気サイドですので、穴として相手に押さえておきたいかなーと考えてる1番手が現状だとセレッソフレイムです。



デビュー戦では前に付ける形になりましたが、これはスタートが速かった点と特に押し上げてくる脚を持った馬もいなかったので、押し出されて逃げ馬の外に合わせる形でしたね。



最終的な着差はこのメンバーの中では少ない方ですが、実質は最後まで追い出しを我慢してるようにも見えましたし、あの馬場であれば無理をせずにしっかり勝てたことを評価すべきかなと。


比重は前よりなタイプではありますが、2戦目のフェニックス賞では内で脚を溜める競馬も出来ていたので、前にいった人気馬の中でも極端なペースで振るいにかけられた馬だったら拾って来れるくらいはあるかなと思えるので、2.3着くらいは期待込みでみても良いと思います。


ヨカヨカが目立ってますけど、2戦目は上がり最速タイでジワジワ脚を使っているので、時計のかかる馬場ならあるいはって感じですかね。







今週も4頭ではありますが、ピックアップ形式でお話しさせて頂きました!




全体的な構成を踏まえても、今年の小倉2歳Sはそこまで荒れる傾向には当てはまらないと思うので、その辺も意識しながら最終的な決断をしたいと思います。




シンプルに言うと、さすがにモントライゼを切るのはアカンかなって1戦です。笑




いつもお付き合い頂いております皆様ありがとうございます!




今週も競馬を楽しみましょう!!




それでは皆さんの馬券が当たりますように祈っております!




Good luck





さつま

さつまはここからいったいどんな本命にたどり着き、そしてどんな買い目を導き出すのか!?
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