さつまの重賞ステップ「阪急杯&中山記念」



皆さんこんちゃ!




さつまです!





今週は阪急杯と中山記念の東西重賞が行われるのですが、どこを見ても割りとカチカチになるんじゃないかなって意見が良く見られたので、本当にそうなのかなってスタンスを取りつつ、各重賞の人気馬に付いてのお話とさせて頂こうかなと考えております。







阪急杯からはインディチャンプ、ダノンファンタジー、レシステンシアの3頭。


中山記念からはクラージュゲリエ、バビット、ヒシイグアスの3頭。




この6頭に付いてのお話をしていこうかなと!





ではまずは阪急杯の方から考えていきましょうかね。





3強の中でいちばん買いたいのは?





阪急杯





インディチャンプ

トップクラスの馬を相手に勝ちきれる能力を持っていながらも、格下げ戦で取り零す事の多いタイプになります。

相手関係よりもレースの質や馬場の傾向などに左右されやすい馬ですし、元々ステイゴールド産駒の中でも特異な印象もあるだけに、人気を集めるレースで絶対の信頼を置いて狙うべきでは無いかなと。


相手から外せるようなレースレベルでは無いのは確かですが、それでも連対を取り零すこともある訳ですし、逆張り対象で3列目までに留めて置く方が買い目の期待値は上げられるかなって所ですね。



タフな展開で前がバテる方がパフォーマンス高まると思いますし、GIでメンバーが揃った時の方が得をするタイプなので、本番で強く買うべきと割り切って、ステップレースは相手に留めるまでに。




ダノンファンタジー

前走はファンタジーS以来の1400戦を快勝して、ここからもう一度勢いに乗る可能性を秘めているって印象はあります。


ここも同様の1400になりますし、馬場に関しても中々前が止まらない傾向もあるので前傾姿勢でレースを運んでくる点なども含めてもやり易いんじゃないでしょうか。


一瞬の切れよりも持続力ある脚を使える方がレースの質にも合いそうですし、マイル戦を中心に苦労している分、幾分か1400ならば折り合いをパスすれば余力も残せるのがいいです。


鞍上の川田さんも乗り慣れていますし、レシステンシアが引っ張るとはいえ、前走の運びを見るとここもため息(レシステンシアのパフォーマンスを引き出す為の逃げ)入りそうな引き付けた逃げを打ってきそうな北村さんってのも悪くないかなと。




先行策に出た馬がバチバチに苦しくなるような展開にはならないと見ているので、ポジション取りなど含めてもインディチャンプよりも綺麗に回って来そうですし、馬自体のパフォーマンスを出し切るって面でも上に見たいですかね。






レシステンシア

最終追い切りの動きを見るとかなり復調気配が伝わってくるので、状態面に関しては問題なさそうです。


なので後はこの馬が最大限のパフォーマンスをした時に古馬相手に通用するのかって所を考えるべきかなと思っています。


今の馬場質を考えてもレシステンシアが阪神JFのような逃げを打てたら、他の馬から見ても中々にキツいと思いますし、短縮で息を持たせることも出来ると考えられるので、やはり引きつける逃げではなくて、速いラップを刻める逃げを打てるのかどうかは鍵になってくるかなと。



個人的には主戦の騎手から乗り替わるのはどうかなって感じもしますけど、ここで北村さんが思惑通りの逃げを打てない様ならば流石に陣営としても見切るべき対象だと思うので、ある意味レシステンシアにとっては分岐点の1戦とみています。



シンプルにレースの質や馬場傾向などはレシステンシアに合うと考えているので、必要以上に軽視する必要は無いかなと。


ただ脆さを合わせ持ったダイワメジャー産駒の牝馬になるので、軸にして買うにはやや人気先行かなといった印象です。


なので、1発はありますが人気馬3頭の中ではインディチャンプと同等かそれよりも下に見ていますし、人気馬に1発を見出すのも違うので、さつま個人としては軸には推奨したくなく、軸が人気になるなら3連系の3列目、軸が人気薄ならば相手にくらいって感じでいいかなと。


ハーツクライ産駒は中山1800重賞が苦手?





中山記念



クラージュゲリエ


ビターエンダーが骨折で回避した事により、出走可能になりましたが、条件としては合ってる部類に入るので個人的には期待はしています。

ただルメールさんが騎乗する分オッズ関連はシビアになりそうですし、想定1.2番人気ですがどこまでの馬連、3連複オッズを確保出来るのかは見極めたいですかね。




めちゃくちゃ切れるって脚は持っていないので、ラストの急坂のある部分でバテ差しに回れる舞台は良いですし、使いつつ仕上がり面も上昇してきているので、パフォーマンス自体は上げてこれるんじゃないでしょうか。




ルメールさんとは初コンビになりますが、この馬はかなり鞍上の捌きに依存するタイプだと思っているので、そこに関しては大きくプラスになると考えられます。



使える脚を考えてやりくりしてくれるジョッキーは少ないので、その部分を踏まえても勝負になる条件で、持続性の脚較べになるようならば力は示してくる臨戦とみたいですね。



人気サイドの中では1番手評価です。







バビット

前走と前前走は格上相手に守備範囲をはみ出た距離で、逃げ馬の実績の少ないレースだったことを考えると度外視しても良いかなと見ています。



限定的な非根幹距離で強そうなタイプなので、1800~2200ではパフォーマンスが高まると思いますし、中山1800はこの馬の守備範囲に引っ掛かる舞台になるかなと。


テンの加速を考えてもハナを取り切れるでしょうし、ストレスのあるレースを2つ挟んでいることからもマイペースで持たせることの出来る距離に短縮してくるこのローテはプラスに働きそうです。



後は休み明けになるのでどこまで仕上がり面を持ってこれるのかって所と、格上相手で割引する必要は無いとはいえ、2度逃げて負けているってのを馬がどう捉えているのかってのが気になるかなって印象ですね。



軸にはしにくいですけど、十分やれるレベルにあるとは思うので、軸馬やオッズと相談しながら相手に数えてもいいんじゃないかなって立ち位置に留めておきます。






ヒシイグアス


勢いって面でみたらこの馬が1番手かなと思いますし、馬に楽をさせつつ直線で目いっぱいまで追える松山くんが乗るのは素直に心強いのですが、中山金杯を勝っていることからも相当な人気になるのは間違いないですし、逆張りしたい気持ちが芽生えるオッズになりそうですかね。




これだけ勢いのある馬を人気サイドの中で1番軽視するのに疑問を持つ人もいると思いますが、ハーツクライ産駒ってこの条件(中山1800重賞)だけ異様に実績が付いて来てないんですよ。




まぁこの馬はこのコース自体は得意としていますし、あくまでもデータなので1番重くおく必要は無いと思いますが、その辺も踏まえながらの予想になるのと、人気を集めるタイミングだからこそある程度軽視した見返りを狙えるのもあるので。




なのでさつま個人としてはこのレースでこの馬に本命を打つことは無いでしょうし、入れても△までくらいの評価を考えています。



持続性の脚を使えるのは良いですが、バビット、パンサラッサが前に行って、ここにウインイクシードあたりも絡んでくるまでを考えるとやりにくさも加わってくるレースとも考えられるので。






こんな感じで阪急杯と中山記念の人気馬に付いての考察を書いてみました。



メンバーレベル的に考えても大きく評価を落とすべき馬はいないかなと考えていますが、逆にインディチャンプやレシステンシアのように軸にはしにくい人気馬もいるレースだと思っているので、その辺も踏まえながらの皆様も馬券や買い目を考えて予想の切り口として頂くもアリかなと思います。






最後までお付き合い頂きましてありがとうございました!




今週も皆様と馬券が当たりますように祈っております!





Good Luck





さつま


さつまはここからいったいどんな本命にたどり着き、そしてどんな買い目を導き出すのか!?
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