さつまの重賞ステップ フラワーC

フラワーC

さつまです!

おはようございます、こんばんはの方もいるかもですがご了承下さい!笑


先週から始めた「さつまの重賞ステップ」は楽しんで頂けたでしょうか?



参考になった!って方いたら嬉しいですし、お陰で当たりましたって方はおめでとうございます!

ハズレたよーって方はごめんなさい。苦笑



先週ピックアップして話させて頂いたコントラチェック(軸には非推奨)やサートゥルナーリア(推奨)に関しては結構当てはまった所あると思いますし、今後も役に立てる情報やレースを楽しめる切り口を提供出来たらなと思いますので、良かったらこれからもお付き合いお願い致します!

今週はフラワーCとスプリングSの重賞ステップを公開する予定ですので、よろしくお願いします!


では金曜日発走予定のフラワーCの重賞ステップをどうぞです!


既に優先出走権を得て桜花賞に駒を進めている有力馬もいますが、一気に春のクラシックへの期待が高まってくるシーズンに突入してきましたね!


明日金曜日には桜花賞への登竜門の1つであるフラワーCが金曜日の15時45分に中山11Rとして発走を迎えます。



コース設定は中山内回りの1800mで、スタートからコーナーまでの距離は比較的短く、意図的に後ろに下げる馬も少ない事から、序盤から先行争いが激化する分ややペースは流れる傾向にあるレースになりそう。



ここまでの当レースを結果的にみると前目でレースを進めることの出来た先行勢がそこそこの成績を残しているのだが、頭で突き抜ける可能性が高いのは強力な脚を使える、差し、追い込みのタイプになってくると思います!



基本的に中山芝1800mはタフなコース設定であるので、ここまでのレースで軽い展開の競馬をして勝ち切った馬よりも、苦しい立ち回りをして勝ち負けして来た馬を狙いたいレースといった印象。



その点も踏まえて、何頭かピックアップしながら少し話していきますね。

まずは想定1.2番人気になりそうなレッドルレーヴからいきますか!



新馬戦では共同通信杯で3着に入ったフィリオアレグロに敗れての2着だったものの、次戦の未勝利戦ではしっかりと勝ち切り当レースに駒を進めてきた。

ただ、前走のパフォーマンスを考えると1番人気になるほどの能力を示した訳では無いように映るのが正直な感想。

435キロ前後とそこまで馬格のある馬ではないので、多頭数の競馬で勝ち切った面は評価したいが、中山2000mの舞台をインで脚を溜めて、直線では上手いこと前が空いた所を突けた要素もあるし、2段階以上メンバーレベルが上がるこのタイミングで人気を集めるのならば、軸にするにはやや頼りない印象もあるのでは無いだろうか。

特に中山の舞台は仕掛けるタイミングと伸びる場所(内外馬場)を見分ける事が出来るって面が重要になってくるし、現状ではまだ中山コースの特性を掴みきれてないヒューイットソンの騎乗はそこまでプラス材料にはならないのでは。





少し切り口を変えると、この時期の3歳戦、特に牝馬重賞では1度速い流れを経験してから、自己条件に戻して勝ち上がって来た馬は前走のパフォーマンスと条件次第では優先的に狙ってみるのも1つの手でもあるかなと思います。

例えばクリスティなんかはここまでレースでメンバーレベルの高い所との経験があるし、アイビーSではワーケアに離されたものの、しっかりと2着を確保している点は評価出来る。

2走前の阪神JFではレシステンシアの作る緩みのないハイラップのペースかつ1600という距離を経験した分の反動が前走の自己条件に戻した時に活きているし、1度実績のある多頭数と走れた経験は大きいと思う。

部分的に切り取っているので、ここに適性も必要な中山1800の舞台ってフィルターを掛けるとまた評価は変わってくるのではあるけど、臨戦過程と経験値はメンバーの中でも上位に入ってくるのではないだろうか。

人気サイドの好走歴が多いレースでもあるので、根拠も無く無理に軸を穴にする必要はないけど、まぁ基本的にはどのレースもそうだけど、しっかりとした自分のロジックを踏まえて軸に関しては選びたいレース。




人気サイドでいったら、クリスティ、シーズンズギフト、ポレンティア、ミアマンテ、レッドルレーヴの5頭が挙がるけど、この5頭を買って更に相手に穴馬まで入れるとなるとレース期待値(人気決着~穴決着の確率)の観点からも当たったところでトリガミする可能性が増えてくるので、あくまでも年間数多ある重賞レースの1つであるのだし、当てたい気持ちを抑えて、中山1800mでこのメンバー構成であるなら、オッズ程の期待を持てないと思うなら思い切って何頭か切っていくのが勝ち味に繋がってくると思う。



記事本文では見解付きで話す予定ですが、この5頭の内1頭には重めの印を打つことになりそう。



僕の中ではレースレベルよりも今後に繋がるパフォーマンスをしていた点と成長力の幅が大きいといった点がロジックに引っ掛かった要素になるので、そこはお楽しみにして下さい。笑




せっかくなので、ここまでさつまの重賞ステップにお付き合いして頂いた方には追い切りの動きが非常に良く、中山1800って条件下でも注目の穴馬を1頭紹介しておきます。



新馬戦では逃げて4着と馬券に絡む事は出来なかったけど、2走前では中山ダート1800で後続を突き放す形での1着と好走し、更に前走は芝に戻して2着と結果を出してきたナリノクリスティーは相手には入れておきたい1頭になる。



変則的なローテではあるけど、小柄な牝馬ながら先行して上がり最速をマークした2走前のダート戦、ボコボコでタフな馬場コンディションとなった中山芝1800で、直線では併せてきた外の馬に気を取られた所を内から差されての2着となった前走のパフォーマンスは優秀に見えたこの馬が、これだけ人気をしていないなら僕の中では買い要素を満たしている感じ。

追い切りの動きにも迫力があったし、時計も好時計を出していて相当仕上げてきているので、間隔は詰まるけど好仕上がりでパフォーマンスにも期待出来そうな穴馬。

軸にする訳ではないけど、点数に余裕があるなら相手くらいには押さえて欲しいと思える1頭に入るので、もし良かったら馬券考察のご一考に加えてみて下さい!



無観客開催が続いて残念ではありますが、既に春のクラシックへの戦いは始まってますし、毎週熱いレースが繰り広げられているので自分なりにドンドン分析して、人気馬でも穴馬でもいいので、今年のクラシックを彩りそうな推し馬を見付けて楽しみましょう!!


長くなりましたが、ここまでお付き合い頂きまして、誠にありがとうございました!

今週も皆さんに幸がありますように祈っております!

Good Luck!!

さつま