キング「先週の回顧&重賞展望」

フェブラリーSは読み通りの地力レース。
阪急杯はとにかく内に注目だ!

先週の回顧

【フェブラリーSの回顧】

ラップ:12.2 - 10.7 - 11.2 - 11.7 - 12.5 - 12.6 - 12.3 - 12.8

展開:ニシケンモノノフの飛ばし逃げ。テン34.1も超ハイペース。追いかけた先行馬には厳しい展開に。


1着馬: 6枠 通過順位14-13  社台F

2着馬: 7枠 通過順位10-8  ノーザンF

3着馬: 3枠 通過順位7-6  非社台系


レースタイプ予想:地力レース

レースタイプ結果:地力レース



■各種データの結果

・地力が重要なフラットレースになりやすいので、上位騎手が騎乗する社台G関連の有力馬が馬券に絡んでくる。
※結果:これに該当するゴールドドリームが2着。

・近8年に4番人気以下で連対した7頭は、ゴールドアリュール産駒かボールドルーラー系保持馬のどちらかである。
※:該当しない4人気ノンコノユメが勝利。ただし、3着にはボールドルーラー系産駒が食い込みました。


■総括

・リピーターのワンツースリー決着に。過去に当レースで勝ち負けを演じた”地力”がものをいったレースでした。

・ムーア騎手が早めに仕掛けたことにより、マークしていた内田騎手には絶好の展開になりました。

・ダートの追い比べで最後に競り勝つ技術は、地方でならした内田騎手だからこそかなと。

・キングズガードの近3走は、得意ではない左回りでのもの。これまで1度しか複勝圏内を外していない右回りでなら、見直しが必要で。

今週の重賞コラム

【阪急杯の展望】

注目ポイント:とにかく内!!

☆阪急杯は内有利が基本

阪急杯は、内有利の傾向が強くあります。

開幕週の内回りという条件にありがちな傾向でしょう。

特に最近の阪神は高速化が進んでおり、その傾向に拍車がかかっている印象を受けます。

今開催の馬場を確認しないと断言は出来ないものの、今年もおそらく内有利になるはずです。

ちなみにですが・・・

過去10年のうち、5番人気以下で馬券に絡んだ馬は12頭いますが、そのうちの10頭が1枠~3枠でした。

この数値を見ただけでも、このレースが内有利であることは明白でしょう。


☆今年は波乱含みの内先行レースになり得る!!

しかも今年は、露骨な内先行レースになる可能性が高いのでは、という印象を持っています。

何しろ、断然人気を集めそうなレッドファルクスは追い込み馬。

しかも今回は、代役の川田騎手&G1前の叩き台という条件。馬場を考慮して無理に仕掛けることはまずないはずです。

そうなれば、それに合わせたように、全体の騎手意識は後ろがかりになるはずで、内をロスなく立ち回った馬に利があるレースになるはずです。

そこで注目したい馬は、ディバインコード。

立ち回り上手な馬なので、想定するようなレースになればどんぴしゃのはず。

前傾ラップに強いので、阪神1400も合うのではという印象を持っています。

馬場が想定通りになり、かつ、内枠を引くようなことがあれば、激アツです。

プロフィール

 

キング(VIVA競馬!)

2016年「VIVA競馬!」の名で競馬のレジまぐで予想販売を開始。
瞬く間にランキング上位に名を連ね、
2016年5月から1年以上にわたり、レジまぐ競馬部門ランキング1位を継続。
年間回収率205%を達成。

Twitter:@viva_keiba