今井雅宏「重賞ステップ解析」七夕賞

先週は土曜日の「今日の準勝負レース」函館メインTVh杯で、3連複14,900円の万馬券をズバッと1点目的中!さらに3連単61,240円も5点目的中!「厳選!勝負レース」ではWレース指定福島10Rで3連単10,550円を2点目的中など、怒涛の万馬券3点目以内的中ラッシュは7月になっても終わらない!
昨年の七夕賞は鳴尾記念からのステップで挑んだショウナンバルディ9番人気3着で波乱を演出。今年も同じステップでの参戦となるが、はたして?

重賞ステップ解析とは

今井雅宏氏と編集部が先週の結果を分析、そして今週行われる重賞の過去3年を振り返る対談形式のコラム。
そんな馬券的中へのヒントが盛りだくさんのコラムの一部を毎週木曜日になんと無料公開!


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;今週も万馬券とか、3点目以内での高配当的中連発で、7月に入っても相変わらず好調ですね~。土曜は、TVh杯で○◎▲の決着ですから、もちろん3連複14900円の万馬券がズバリ1点目的中、3連単61240円の6万馬券も5点目の的中でした。勝負レースでは松島特別で単勝7.8倍の本命が勝って、3連単の10550円の万馬券もズバリ2点目的中でした。日曜は、勝負レースの函館道新スポーツ杯で単勝13.3倍の本命が勝って、馬単4220円が2点目的中でした。準勝負レースでは巴賞で、単勝6.3倍の本命が勝って、馬単3330円がズバッと1点目的中もありましたね。国東特別も3連単3010円が2点目的中で、日曜のWマークレースは本命が3戦3勝、しかも全て馬単2点目以内的中で、土曜の勝負レースで万馬券2点目的中もWマークですから、あらかじめ狙っていたレースはほぼ高配当を2点目以内で的中した感じで、迫力十分でした。

;いつも言ってるように、馬券は3点目以内、特に1,2点目を手厚く買うのが基本だよ。万馬券が2本とも2点目以内だったし、他もほぼ当たったのはみんな2点目以内で、3点買いなら相当なプラスになるからね。

;先月は勝負レースで、300倍台の3点目以内的中が、2本ありましたもんね。3点買いだと100レースぶんですか。

;当たるときは今回みたいに、万馬券でもなんでも、1,2点目になりやすいということだね。天気とかペースとかのレース質が当たってるんで、当たるわけだから。4点目以降は、当日、高配当の組み合わせと、馬体重や馬場が合ってる馬に流す程度の感じだよ。他に押さえるなら、配当と馬場、馬体重次第で、2,3番手の単勝か、馬単のアタマにして上位馬に数点流すという感じが良いよ。特に本命と対抗はちょっとした展開の綾と馬場で勝ち負けが入れ替わることがあるのも競馬だからね。

;土曜の万馬券が当たったTVhと馬連56倍が当たった長万部、あと単勝13倍の本命が勝った函館道新も、みんな函館1200mでしたよね?なにかコツでもあったのですか?

;先週までと違ってローカルはあんまりダートの短距離がないから。芝は小倉と福島が開幕で摩擦が弱いぶんスタート次第の面が大きいんで、函館の芝を中心に予想したんだ。雨が降って重そうだから、そうなると摩擦が出て来てストレスの影響も強くなるんで、やっぱり万馬券とかの高配当を1,2点目で当てる条件としては、より良いよ。Mとしては、ハイペースで摩擦のある馬場に越したことはないから。少し計算違いだったのは、思った以上に重たい馬場が土曜に残ったんだよね。悩んだ2頭で、もう少し乾いて速い馬場と思ってイルクオーレにしたけど、あれだけ重い差し馬場だとヴィズサクセスの方が正解だったのかも。

;ヴィズサクセスの解説は、「馬体増えて重めの馬場なら」でしたもんね。実際6キロ増えて、重めの馬場で、当日条件がみんんな揃って本当に勝っちゃいました。やっぱり馬場と馬体重の解説通りに決まりますよね。

;減ってくるとほぼ来ないステップなんで、怖くてイルクオーレにした面もあったけど。当日、この馬体重と馬場なら、裏の馬単も買っといた方が良いかな。あと3着馬が、「重い差し馬場なら」で実際重い差し馬場になったんで、この万馬券1点目は、馬場と馬体重から、当日かなりの勝負レースになったよね。イルクオーレも少し増えてきたけど、懸念された入れ込みは全くなかったし。このレースを見て、日曜は「函館は重い摩擦のあるレース質でいける!」と確信を持って、勝負レースに函館道新杯を選んだんだ。巴賞も面白かったけど、1800mのレース質が1200mほどC系よりなのか分からなかったぶん準勝負レースにしたら、C系質な馬場だったんで、本命のホウオウピースフルが差し切って1点目で当たったというレースだった。実際、あのくらいの馬場が一番良いよ。もっと荒れて内外が大きくばらけるようになると、騎手の思い付きの位置取りの比重が大きくなって、論理的に万馬券を詰めていくのは難しくなるからね。適度に摩擦があって、ほぼフラットな馬場が、やっぱり一番理詰めで当てやすい。

;小倉は、想定と違って雨が降らなかったでしたもんね。

;うーん、ウェザーニューズもヤフーとかも雨予報だったんだけどね。全く降らないで超高速だったよ。カリポオールは高速馬場だと忙しいし、解説したように精神コントロールも乾いた馬場の外枠だとしにくくなる。そもそも外枠の差し馬は物理的に間に合わない超高速決着になったから、どうしようもないけど。ファストフォースが休み明けの先行馬の14キロ減に加えて蹄鉄打ち替えでいなくなったから、残りの3頭が評価順通りに入ったというレースで、予想としての感想は特にないよ。レースの感想としては、今村も逃げ馬とか、その馬の気持ちで惰性で走りきる馬だと、今後も面白いかもだね。気持ちに逆らわない、精神的に負担の少ない騎乗だから。いずれにしても超高速で、前と、差し馬は内しか間に合わない競馬だったね。

;とにかく、天気予報、馬場想定が合っているレースで勝負ということでしたね。

 

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;ラジオNIKKEIの方は読みを間違えたミスだったよ。ペースが平均速めと考えて、切れ味もあるスピード馬で人気もなかったからソネットにしたら、ハイペースになった。ハイペースの硬いパワー競馬だと牝馬が2番手に先行すると体力的に厳しくなっちゃう。実質トップハンデの延長だけに余計にね。逃げた馬は、上がりの掛かる前残り競馬向きのパワータイプの牡馬で、ブレーキを掛けたくないタイプだから、単調なパワー競馬に持って行くハイペースは正解だったけど。レースは、先行馬と、差し馬は内を回らないと厳しい馬場になって、67点以上で、先行馬と内を回った差し馬で4着以内を独占したレースだった。実際、想定通りの例年みたいな平均速めのペースなら、あの競馬内容を見ると、ソネットは際どい勝負になっていたはずだよ。

;それではデータ分析は、例年と同じ福島の七夕賞ですね。昨年は、安田記念5着後のトーラスジェミニが勝ちました。安田記念の登録はないですが、GⅠだと大阪杯組がいます。

;大阪杯からは3頭いて3着以内はゼロだよ。ただサンプルが少なすぎるから、5月以前の国内GⅠからのステップで見てみようか。そうすると、11頭中2頭が3着以内。2番人気以内の4頭が消えていて、来た2頭は6番人気以降の人気薄だった。安定感はないけど、嵌まると激走するという感じだね。来た2頭は、ヴィクトリアM17着と天皇賞春12着だから、惨敗していても気にする必要はない。来た2頭は、1角で2番手だった馬と、4角でも17番手の馬。巻返しステップだけに極端な脚質が嵌まらなかったタイプが来ているけど、このステップはそもそも極端な脚質だった馬が多いから、これをしてそうでなければ駄目という話でもない。今回は3角3番手と12番手。3角3番手以内になった馬は5頭中2頭が4着以内に好走していて、12番手以降になった馬も4頭しかいないでの結果だから、今回に関しては極端な脚質を取った方が巻き返しやすい感じだね。2走前は、重賞で3着と4着。2走前に7着以内だった馬だと、7頭中3頭が4着以内には好走していて、調子を崩し過ぎていない馬がベターかな。

;2着は過去にこの馬しか出走のない福島牝馬S組のロザムールだったので3着ですが、鳴尾記念2着のショウナンバルディが来ました。鳴尾記念からは7着馬の登録がありますよ。

;鳴尾記念5着以下で見てみると、今年は中京だったんで参考までだけど、13頭中2頭が3着以内だね。ちなみにやはり中京だった昨年は1頭だけ出てて、6番人気で13着だった。来た2頭は、前走5着と11着馬で、3角は3番手だった。前走3角3番手以内だと、7頭中2頭が3着以内になる。やっぱり巻返しステップだけに極端な脚質が嵌まらなかった馬がベターだね。その中でも小回り替わりのぶん、先行馬が有利という感じだ。今回はともに2番手で、今回3角2番手以内になった馬だと、6頭中2頭が3着以内になる。小回り替わりでも前に行ける、頑強な先行力があるとベターな感じだよね。2走前は、2着と15着で、2着馬は格下のOP特別だから、2頭とも蓄積疲労の心配はほとんどないタイプだった。ちなみに3走前は重賞だったけど、1番人気5着と1番人気11着だから、力を出し切ってなく、それこそ全く疲れの心配はないタイプになるよ。



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