こんばんは！
倉本匠馬です！

今週は夏の大舞台のレースである札幌記念が行われます。
G1で好走を続けているエアスピネルやサウンズオブアース、ヤマカツエースなど楽しみなメンバーが揃った印象で、夏らしい熱い戦いが繰り広げられそうです。

そして、今回は札幌記念から8頭にピックアップし、現時点での評価付きで取り上げています。
また、木曜日には特別コラムを更新する予定ですので、よろしくお願いします。


①札幌記念当日の想定馬場
→良馬場

②現時点における想定ペース
→ミドルペース


1.エアスピネル(ルメール騎手)
斤量:57キロ

前走の安田記念は直線で進路を探しながらの5着で、スムーズならば更に上が狙えていただけに残念な結果であった。
ただ、今回は2000mへの距離延長と相性が良さそうな北海道シリーズでのレースで、相手関係も例年より楽なことを考えると十分に勝ち負けが狙える。
さらに、武豊騎手からルメール騎手への乗り替わりもプラスに働きそうで、理想は中団より前目のポジションからの競馬である。

現時点での評価
C

2.サウンズオブアース(横山典騎手)
斤量:57キロ

前走のドバイシーマクラシックは今の日本勢の低調なレベルと世界の高い壁にぶち当たった大敗で、正直言って仕方のない面があった。
ただ、日本馬相手ならばG1でも通用する逸材で、血統的に見ても北海道シリーズとの相性も全く問題なさそうである。
ゆえに、海外帰りの分体調面は不安要素の一つとして挙げられるが、力さえ発揮出来れば楽しみな1頭と言えるだろう。

現時点での評価
D

3.サクラアンプルール(蛯名騎手)
斤量:57キロ

前走の函館記念は大外枠と休み明け、展開面などが響くレースも、着差を考えるとやや力負けの印象が残る結果であった。
また、今回は斤量が1キロ重くなる上にメンバー強化も気になるところで、脚質面でも圧倒的に不利な印象がある。
以上の点を踏まえると、ここは無印評価でも問題なさそうで秋のG2路線で狙いたい馬である。

現時点での評価
E

4.タマモベストプレイ(吉田隼騎手)
斤量:57キロ

前走の函館記念は斤量56.5キロと休み明けを考えると悪くない競馬で、2000mへの距離短縮が功を奏すレースであった。
ただ、今回は相手関係が強くなる上に4角での手応えの悪さが気になるところで、理想は内でじっと我慢する形である。
もちろん相手候補の1頭としては取り上げたいが、基本的には2.3着が限度であろう。

現時点での評価
D

5.ディサイファ(四位騎手)
斤量:57キロ

前走の安田記念は全く力を出せない形での大敗で、決して力負けによる敗戦ではなかった。
また、2年前の札幌記念で勝利しているように3戦3勝の北海道シリーズとの相性もバツグンで、距離も2000mまでならば十分に対応可能である。
今回は2ヶ月半の休養明けにおけるレースも人気を落とすようであれば格好の狙い目で、穴馬の1頭として必ず覚えておきたいところである。

現時点での評価
C

6.マウントロブソン(モレイラ騎手)
斤量:57キロ

前走の福島テレビOPは外枠を生かして早目に動く形から押し切り、久しぶりとは思えない見事な勝利であった。
ただ、前回は相手関係や馬場状態などに相当恵まれていた印象で、叩き2走目と言えども強力なメンバーが揃う重賞路線ではワンパンチ足りない。
ここはモレイラ騎手で過剰人気も予想されるので相当評価を落としたいところで、場合によっては無印評価も検討したい。

現時点での評価
E

7.ヤマカツエース(池添騎手)
斤量:57キロ

前走の大阪杯は古馬の最高峰の馬が揃う中で3着に健闘し、昨年の金鯱賞から充実したレースが続いている。
また、北海道シリーズとの相性も問題なさそうで、札幌記念も4.5着と高いレベルで良い走りを見せている。
もちろん今年も馬券に絡む可能性が高い1頭で、相手の1頭には必ず取り上げておきたい馬である。

現時点での評価
D

8.ロードヴァンドール(太宰騎手)
斤量:57キロ

前走の大阪杯は一流と呼べる馬が揃うレースで、やはりG1路線では力が足りないことを露呈する大敗であった。
また、北海道シリーズとの相性も良くなさそうで、再度メンバーが揃ったG2路線では相当厳しい戦いが予想される。
さらに、マイネルミラノとの先手を争いも激しくなりそうなので、ここは枠など関係なくバッサリ切りたいところである。

現時点での評価
E

今回も人気に支持されそうな馬を中心に8頭ピックアップした。
基本的にはエアスピネルやヤマカツエース、サウンズオブアースなど実績馬中心のレースとなりそうで、非常絞りやすい。
ただ、ディサイファなど人気の盲点となってる馬もいるので馬場状態や枠、展開などを見た上で確実に的中したいところである。
札幌記念の予想は『倉本匠馬の馬券に丸乗り！後半レース予想』、『自信の4レース＋重賞レース』で公開しますので、よろしくお願いします。