倉本匠馬『函館スプリントS・Vポジション』

こんばんは!
倉本匠馬です!

函館SSのVポジションとなります。
よろしくお願いします。

①函館SS展開予想
逃げ馬:レヴァンテライオン
ペース:ハイペース

今年の北海道シリーズもいよいよ開幕。
函館と札幌の2会場、それぞれ約2ヶ月半行われ、地方競馬と同じくほとんどが滞在競馬となる。もちろんそういった目線からも予想していく必要性はあるが、やはり洋芝であることが最も注目すべきポイントであろう。パワーの要る馬場で非常に特殊。血統的な観点からの予想も必要となってくる筈だ。
そして、開幕週は例年早い時計が連発しやすい。金曜日の正午時点で既に良馬場へ戻っており、土曜日の段階からかなりの高速馬場となるだろう。土曜日の芝のレースには注視しておきたいところだ。

さて、今回は1200m戦。やはりハナを切る馬を明確にし、他馬との兼ね合いを上手く把握することが的中する上で非常に大切になってくる。
ハナを切りそうなのは、レヴァンテライオン。ノボバカラも候補として取り上げることが可能であるが、如何せん北海道シリーズへの適性に疑問が残る。
したがって、行き足がつかないと推測が出来るので、ここはシュウジやセイウンコウセイなどを制しレヴァンテライオンだろう。
ただ、外に人気の2頭がいる為、強力なプレッシャーが掛かる。また、開幕週の馬場であることが騎手の頭の中で強く印象としてあるので、思った以上に早い流れになるだろう。
馬場にもよるが、600m通過は33秒台前半〜33秒台後半の間に収まると見ている。

②Vポジション
上記の展開予想に加えて、昨年の傾向や先週のレースから見た馬場状態を考慮し、Vポジションを導き出したい。
展開や馬場、コース、メンバーを考慮すると下記がVポジションとなるはずだ。

函館1200m・Vポジション
函館SSは逃げ馬と後方大外から飛んでくる差し馬と追い込み馬である。

 

 

 

 

 


③Vポジション対象馬
今年の函館SSにおける対象馬は
・エイシンブルズアイ
・レヴァンテライオン
・ジューヌエコール
・エポワス

など計5頭である。

見て驚いた方も多くいるだろうが、上位人気が予想されているセイウンコウセイとシュウジはVポジション外である。したがって、馬場状態によっては波乱もあり得ると考えておいて頂きたい。

まず、最も注目したいのはジュールエコールである。
今回は距離短縮し前が流れる展開は格好。やはり、開幕週かつペースが早くなるとどうしても内に馬が密集するので、直線で内を狙う差し馬は分が悪い。
そうなれば、外目の差し馬こそ狙い目で、枠なりで差してくるこの馬には要注意である。
基本的にはこのコースはロスなく運ぶ馬が有利であるが、2.3番手に強力な先行馬がいる上にハイペース必至のメンツ。ここは外の差し追い込み馬が狙い目になるだろう。

また、レヴァンテライオンも取り上げておく。
やはり幾ら外目の差し馬が有利と言えども大外を回るロスがあることは否めない。逃げ馬に関してはペースが早くなろうが、内をロスなく運びマイペースで走っているので多少マークがあったとしても踏ん張る可能性があるはず。最も負荷が掛かる2.3番手に有力馬が入り、逃げ馬へのマークが薄くなるのでここは取り上げておきたい。

『したがって、上記の点を踏まえた上で今年の函館SSは穴馬から勝負したいと考えている。』

今週の函館SSや更に深い展開予想・土曜日の馬場状態を含めた上でのVポジション、函館SSの最終予想は『倉本匠馬の馬券に丸乗り!後半レース予想』と『自信の4レース+重賞レース予想』で公開しますので、お楽しみに。
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