倉本匠馬『宝塚記念・Vポジション』

こんばんは!
倉本匠馬です!

宝塚記念のVポジションとなります。
よろしくお願いします。

①宝塚記念展開予想
逃げ馬:ゴールドアクター
ペース:スローペース

今週は上半期総決算である宝塚記念。やや寂しいメンツとなってしまったが、キタサンブラックの古馬3冠がかかった舞台である。
宝塚記念の特徴といえば、何と言っても梅雨の時期に行われるため、重馬場での開催が多い点。
発表こそ良馬場であったが、ゴールドシップが圧勝した年や、マリアライトが勝った昨年も相当パワーが求められる馬場となっていた。
そして今年も現時点では雨予報。余程のことがない限り重馬場での開催となるだろう。そうなるとキレ味が生かされず、馬力が必要となるレースへと変貌する。

まず、今年は逃げ馬不在。
キタサンブラックは自在に競馬ができる馬で、逃げることも可能だが、本質的には先行がベスト。
そういった事情を考えると、内枠を引いたゴールドアクターがハナに行く可能性が高い。
もちろん、キタサンブラックが譲らないことも考えられるが、外枠であることや、圧倒的1番人気を背負った騎手心理を考慮すると、おそらく2番手からの競馬となるだろう。 そうなるとスローペース濃厚。1コーナーまでの距離が長く流れやすいコースではあるが、ここは1000mが61~62秒台の競馬となると見る。

②Vポジション
上記の展開予想に加えて、昨年の傾向や先週のレースから見た馬場状態を考慮して導き出されたVポジションはこうだ。

阪神2200m・Vポジション
宝塚記念は外目の先行馬と外から飛んでくる差し馬と追い込み馬である。

 


③Vポジション対象馬
今年の宝塚記念における対象馬は、
⑩キタサンブラック
⑪サトノクラウン
⑧ミッキークイーン
⑥シャケトラ

など計6頭である。

まず注目したいのはキタサンブラックである。
大阪杯と天皇賞(春)を見ても分かるように、先行すれば抜群の安定感を発揮できるタイプ。
外枠であっても内を見ながらの競馬が可能で、今の馬場を考慮しても条件としては問題ない。
緩い流れで2番手からスンナリと運べれば引き続きチャンスだろう。

そして今回最も注目したいのは、ミッキークイーンである。
前走はややエンジンの加速が遅くなってしまったが、2走前に阪神の道悪で勝利しており、雨予報も問題ない。
今回は内回りでのレースとなるが、コーナーから早目に加速していくようなレース運びが出来れば脅威的な存在となりそうだ。
理想はサトノクラウンを追いかける形で直線を迎えるパターンである。

他にも追い込みに賭けるシャケトラや、先行自在のサトノクラウンなど今回は6頭に広げてピックアップした。
当日の馬場状態や天候を見た上で更に絞っていきたいと考えている。

今週の宝塚記念や更に深い展開予想・土曜日の馬場状態を含めた上でのVポジション、宝塚記念の最終予想は『倉本匠馬の馬券に丸乗り!後半レース予想』と『自信の4レース+重賞レース予想』で公開しますので、お楽しみに。
前日の夜に重賞予想や芝ダート問わず全ての会場のVポジションを公開中!