立山輝 重賞展望

★今週のＶサインコラム★

「平安Ｓを斬る」

過去に１月に開催されていた平安ＳがＧ２東海Ｓと施行日の変更により５月に鞍替えし、今年で８年目を迎える。Ｇ１オークスの前日に行われるダート重賞だけに連対馬が中央や地方Ｇ１で活躍する馬たちが顔をそろえている。その傾向を解析しよう。

「東海Ｓ連対馬を狙え」

軌跡はこうだ。
２０１３
１着ニホンピロアワーズ　２０１２年東海Ｓ２着
３着ナムラタイタン　　　１月開催東海Ｓ３着

２０１４　該当せず

２０１５
１着インカンテーション　東海Ｓ３着

２０１６
１着アスカノロマン　　　東海Ｓ１着

２０１７・２０１８　該当せず

２０１９
１着チュウワウィザード　東海Ｓ２着

となっている。今年の東海Ｓは、
１着エアアルマス
２着ヴェンジェンス
３着インティ

今回出走してくる
◎◎ヴェンジェンス
を注目したい。

★★オークスを斬る★★

デアリングタクトは強い。今年のＪＲＡ推しメン騎手は松山弘平騎手だ。
ダジャレ大好きＪＲＡ様でもあるので
「２０２０年は二冠＆二冠で決まり！！」
という流れとみる。ここで松山君が勝ってくれれば次週はコントレイルということになる。
そんなダジャレには隠された決定的データが存在する。

◆「表予想家には見えない、ＪＲＡのレース設計の謎を解きあかしていきたい。」
◆「サインの太刀筋＆Ｖサイン予想」をお楽しみに。

★先週の「サインの太刀筋」＆Ｖサインメイン予想はこうだった★

東京１１Ｒヴィクトリアマイル
＜解析＞
ヴィクトリアマイルの傾向は、牝馬のトップを決めるマイル戦らしく
Ａタイプ
「Ｇ１馬もしくは連対実績馬の連対」
がキーワードのようだ。過去の連対馬傾向からみるとクロコスミア・リスグラシュー・ミッキークイーンなどＧ１連対馬が数多く連対している。この点から言えば今回の該当馬は、
◎◎◎アーモンドアイ
◎ラヴズオンリーユー
○シゲルピンクダイヤ
◎◎プリモシーン
◎◎ノームコア
が該当する。出馬表配列統制から各馬の連対の度合いを◎等で示した。参考にしていただきたい。
Ｂタイプ
「牝馬Ｓ連対馬からの上り馬を狙え」
◎◎◎阪神牝馬Ｓ連対馬
◎◎京都牝馬Ｓ連対馬
◎福島牝馬Ｓ善戦馬－ｐ＠「
過去の５年で阪神牝馬Ｓを連対した馬が３年連対している。
２０１９
３着クロコスミア　阪神牝馬５着
２０１８
２着リスグラシュー　阪神牝馬Ｓ３着
３着レッドアヴァンセ　阪神牝馬Ｓ２着
２０１７
１着アドマイヤリード　阪神牝馬Ｓ２着
３着ジュールポレール　阪神牝馬Ｓ３着
２０１６
２着ミッキークイーン　阪神牝馬Ｓ２着
２０１５
２着ケイアイエレガント　京都牝馬Ｓ１着
３着ミナレット　福島牝馬Ｓ５着
となっている。この傾向から
阪神牝馬Ｓ
１着サウンドキアラ◎◎◎
京都牝馬Ｓ１着でもあり評価は高い
２着スカーレットカラー◎◎
３着シャドウディーヴァ◎

●「サインの太刀筋的中データはこうだった●
★アーモンドアイの取捨
偉大な名馬アーモンドアイがまさかの牝馬Ｇ１「ヴィクトリアマイル」に参戦、過去の名牝はどうだったかを振り返ってみたい。
過去の名牝で比較できるとすれば「ウオッカ」や「ブエナビスタ」くらいだろうか。牡馬にも敗けず天皇賞やジャパンカップを勝った名牝でこのヴィクトリアマイルを制した馬となればこの２頭くらいだろう。

「ウオッカ」
２００８
ドバイデューティーフリー４着し、ヴィクトリアマイルを２着
２００９
ドバイデューティーフリー７着し、ヴィクトリアマイルを１着

「ブエナビスタ」
２００８
ドバイシーマクラシック２着し、ヴィクトリアマイルを１着
２００９
ドバイワールドカップ８着し、ヴィクトリアマイルを２着

している。この流れから、ドバイまで行きながら中止となり、帰国した彼女をさらにどん底につき落とすほどＪＲＡ様は人情のない組織ではないだろう。アーモンドアイは名牝としてレジェンドホースになる馬、ここは良き先輩の軌跡をきっちり踏んでくると見る。
◎◎◎アーモンドアイ

◎アーモンドアイ
○サウンドキアラ
▲プリモシーン
△スカーレットカラー
△ノームコア
＊シャドウディーヴァ
＊ビーチサンバ
おさえ
＊ダノンファンタジー
＊ラヴズオンリーユー

◆１２番単　ワイド１２－１８　馬単◎１２＝１８　
　３連複＆３連単フォーメーションＧＥＴです。
　予想購入の皆様おめでとうございます。

東京１１Ｒ京王杯スプリングカップ
＜解析＞
★京王杯スプリングカップの解き方
京王杯スプリングカップは、１４００Ｍで行われる。過去の連対馬を見ると
「グレードの高い１４００Ｍ～マイル重賞連対実績馬の使用傾向が強い」
ということが言えそうだ。

昨年の勝ち馬は、今年も出走してくれたタワーオブロンドン。朝日杯フューチュリティＳを3着、アーリントンカップを勝っているマイル戦実績馬。そして２歳時には「京王杯」２歳Ｓを制している。京王杯にゆかりのある馬だった。この流れからも
◎◎◎タワーオブロンドン
が一番手の馬となる。
他に該当する馬は、意外と今回は少ない。多くの馬がスプリント戦での活躍実績しかない。その中で注目している馬は
◎レッドアンシェルＣＢＣ賞１着
◎ステルヴィオ
◎グルーヴィット
となる。

★◎タワーオブロンドンの理由
京王杯スプリングカップは別定戦で行われる。別定戦はコース実績が的中馬券へのカギ。２戦２勝、勝率１００％なら外す要素はない。先にあげたようにマイル受賞での実績のない馬が多いため再びタワーオブロンドンの力を
ＪＲＡは使用したいということだろう。連軸一番手となるこれが理由だ。相手はタワーオブロンドンとは対照的なマイルオープン特別などで活躍している馬やスプリントＧ１連対馬が狙い目となってくる。

まとめます

◎タワーオブロンドン
○ダノンスマッシュ
▲グルーヴィット
△ステルヴィオ
△レッドアンシェル
＊ショウナンライズ
＊セイウンコウセイ

◆馬単＆三連単フォーメーションＧＥＴでした。予想購入の皆様おめでとうございます。

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