立山輝 重賞展望

★今週のＶサインコラム★

「新潟大賞典を斬る」

Ｇ１出走前に新潟で行われる「新潟大賞典」。このレースのキーワードは「復活」「覚醒」だ。その傾向を探ってみたい。
いつもなら数的連動のあるローカル重賞からのＧ１決まり目連動がそれほどないのも特徴だ。

「昨秋・今春でＧ１またはＧ２中距離レース出走馬を狙え」

大賞典をカテゴリーにしたレースだけに「レースの格」を重んじる傾向がありそうだ

２０１９
２着ミッキースワロー　有馬記念１１着・ジャパンカップ５着

２０１８
３着ナスノセイカン　　日経賞１３着

２０１７
２着マイネルフロスト　アメリカジョッキーＣＣ１１着

２０１６
１着パッションダンス　フェブラリーＳ１６着　川崎記念１０着
２着フルーキー　　　　中山記念４着

２０１５
２着ナカヤマナイト　　中山記念８着

という流れだ。この流れを引き継ぐのが今回は「金鯱賞組」

◎◎◎ダイワキャグニー　　金鯱賞３着　ジャパンカップ６着　
◎◎　ギベオン　　　　　　金鯱賞４着
◎◎　ケイデンスコール　　金鯱賞７着

この３頭には注目してほしい。京都新聞杯、新潟大賞典およびＮＨＫマイルカップ最終Ｖサイン解析をお楽しみに。

★先週のＶサイン予想から★

（サインの太刀筋天皇賞（春）最終原稿を公開しています。「サインの太刀筋」で立山最終推奨馬を公開します。また当日のサイン傾向や勝負騎手をＧ１当日昼より公開しています）
、
京都１１Ｒ天皇賞（春）
＜解析＞
第１６１回天皇賞（春）、今秋から京都競馬場は改修にはいり、２年は阪神競馬場で行われるのではないだろうか。区切りの天皇賞、先日５月１日に一年を迎えられた天皇陛下。令和最初の天皇賞を制するのは誰かを分析してみたい。

「フィエールマンの取捨」
今季のレースに足跡を残していないフィエールマン。京都競馬場では負け知らずの彼をどう調理するかそのあたりで迷う方も多い。常のＧ１解説でも話している通りステップ競走を走っていない馬ほど本番のＧ１を制している今期の流れからフィエールマンが春競馬を走っていない点はプラス材料となる。

では、今回の天皇賞（春）でも継続するのかを考えたい。結論は
「継続」
である。（中略）

天皇賞（春）で手にしたステータスは大きい。ステイヤーとして高い能力を持った実力馬が僅少化している現在のＪＲＡ競馬。京都の３２００Ｍで行われる天皇賞（春）で優勝馬を再連対させてしまうのは致し方ないのだろう。連対軸として
◎◎◎フィエールマン
を指名したい。

★割って入る馬は★
関東馬が日経賞を連対、（特に制した時ほどより強力になるが）天皇賞（春）を連対している。
ライスシャワー
マイネルキッツ
フェノーメノ
などだ。今回このルートから参戦したのが、
◎◎ミッキースワロー
この馬も侮れない。ユーキャンスマイルでなければこの馬が勝つ流れもあるのだ。
その他、当日の出馬表から
◎◎トーセンカンビーナ
◎モズベッロ
を上げておきたい。
まとめると

◎フィエールマン
▲ミッキースワロー
１４番単 ワイド５－１４的中

東京１１ＲスイートピーＳ
＜解析＞
◎デゼル
１０－１１Ｒ正逆７番配置統一Ｄレーン騎手の流れが強力だ。ヒューイットソン騎手とレーン騎手がトップジョッキーのいない裏開催東京で力を発揮する特別戦出馬表の設計となっている。重ねて１１－１２Ｒレーン＆江田照騎手接触サイン配置、メイン最終ともレーン騎手を示すサイン配置とみる。

◎デゼル
＊アカノジュウイチ
＊スマートリアン

７番単複　馬単▲７＝１７　３連複的中でした。

★今週のＶサインコラム★
「青葉賞を斬る」
ダービーと同コース同距離で行われるダービートライアル青葉賞。皐月賞には間に合わなかった力ある馬をダービーへ導くのが青葉賞の役目。この役目を考えれば自ずと獲得賞金では足らず、この一発に掛ける馬たちが台頭している事実に繋がっていく

◎◎ヴァルコス　　　　アザレア賞１着　（２着的中）

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