高柳誠二の「注目レース勝ち馬の牝系解説」(18/11/24.25)

【土曜東京11R キャピタルS】
★グァンチャーレ(牡 2012 父スクリーンヒーロー 母父ディアブロ)
◎成績:[4.8.5.18]~シンザン記念(G3)
◎牝系:FNo.13-a(バランス系)~母チュウオーサーヤ、近親ヴァイスシーダー(NZT4歳S)、パワーシーダー(中京記念)、サミーミラクル(マーチS2着)、スターボード(東京スプリント3着)、エチゴマンゲツ(サラブレッドチャンピオン)、リアリーザワールド(夏至賞)、ルシールシーダー
◎コメント:指数は上々。掛かり良く内目を回った馬が惰性で走り切れるコース状態をフル活用。

【土曜京都11R 京都2歳S(G3)】
★クラージュゲリエ(牡 2016 父キングカメハメハ 母父タニノギムレット)
◎成績:[2.0.1.0]~京都2歳S(G3)
◎牝系:FNo.9-f(バランス系)~母ジュモー、近親トゥザヴィクトリー(女王杯)、トゥザグローリー(京都記念)、デニムアンドルビー(フローラS)、トゥザワールド(弥生賞)、ビーポジティブ(クイーン賞)、サイレントディール(シンザン記念)、プロフェット(京成杯)、トーセンビクトリー(中山牝馬S)、メドウラーク(七夕賞)、クリスタルウイング(青葉賞2着)、トリップ(弥生賞2着)、バトードール(ユニコーンS2着)、ダノンディスタンス(京都新聞杯3着)、アイスドール(エニフS)、キタノコマンドール(すみれS)、ラーゴブルー(しらさぎ賞)
◎コメント:指数はボチボチ。牝系的に速い脚に欠けるものの、距離伸びてレース運びは楽に。

【日曜東京11R ジャパンC(G1)】
★アーモンドアイ(牝 2015 父ロードカナロア 母父サンデーサイレンス)
◎成績:[6.1.0.0]~JC(G1)、桜花賞(G1)、オークス(G1)、秋華賞(G1)、シンザン記念(G3)
◎牝系:FNo.8-f(極軽系)~母フサイチパンドラ(エリザベス女王杯)、近親El Gran Senor(英2000ギニー、愛ダービー)、Domedriver(BCマイル)、トライマイベスト(デュハーストS)、Bahamian Pirate(ナンソープS)、Que Vida Buena(エストレージャス大賞スプリント)、Chinchon(シンガポール航空国際C)、Takedown(ウインターボトムS)、シロキタクロス(神戸新聞杯)
◎コメント:高指数。願ってもない高速馬場で、珍しく好位の内で流れに乗り、極軽血統の良さをフル活用して大レコ勝ち。

【日曜京都12R 京阪杯(G3)】
★ダノンスマッシュ(牡 2015 父ロードカナロア 母父Hard Spun)
◎成績:[4.2.0.4]~京阪杯(G3)
◎牝系:FNo.4-r(バランス系)~母スピニングワイルドキャット、近親Hollywood Wildcat(BCディスタフ)、War Chant(BCマイル)、Ivan Denisovich(ジュライS)、Casablanca Fighter(ペドロデルリオタラベラ賞)、Danish Dynaformer(シングスピールS)
◎コメント:指数は平凡。距離慣れして追走も楽になり、ラチ沿いから上手く抜け出した。