高柳誠二の「注目レース勝ち馬の牝系解説」(23/5/27.28)

【土曜京都11R 葵S(G3)】
★モズメイメイ(牝 2020 父リアルインパクト 母父Frankel)
◎成績:[4.0.1.1]~チューリップ賞(G2)、葵S(G3)
◎牝系:FNo.3-o(極軽系)~母インラグジュアリー、近親Phone Chatter(BCジュヴェナイルフィリーズ)、Dixie Chatter(ノーフォークS)、インランジェリー(スピンスターS)、Cat Chat(ナッソーカウンティS)、Mongolian Falcon(ホークスベイギニー)、レッドベルジュール(デイリー杯2歳S)、レッドベルオーブ(デイリー杯2歳S)、Artie's Storm(加エクリプスS)、Rumor(ラスフローレスS)、レッドベルローズ(フェアリーS3着)、レッドベルアーム(シンザン記念3着)
◎コメント:指数は優秀。初の千二&高速馬場でロケットスタートを決め、極軽血統由来のスピードをフル活用できた。

【日曜京都10R 安土城S】
★ママコチャ(牝 2019 父クロフネ 母父キングカメハメハ)
◎成績:[5.1.2.3]
◎牝系:FNo.2-w(極軽系)~母ブチコ、兄弟ソダシ(桜花賞、阪神JF、ヴィクトリアM)、近親Storm and Sunshine(テストS)、Smile Again(ベルエアH)、ユキチャン(関東オークス)、メイケイエール(チューリップ賞)、ハヤヤッコ(レパードS)、シロニイ
◎コメント:高指数。1f短縮&高速馬場で、極軽血統由来のスピードをフル活用できた。

【日曜東京11R 東京優駿(G1)】
★タスティエーラ(牡 2020 父サトノクラウン 母父マンハッタンカフェ)
◎成績:[3.1.0.1]~東京優駿(G1)、弥生賞ディープインパクト記念(G2)
◎牝系:FNo.9(バランス系)~母パルティトゥーラ、近親カンパニー(天皇賞秋、マイルCS)、トーセンジョーダン(天皇賞秋)、トーセンスターダム(エミレーツS)、ビッグテースト(中山グランドJ)、ビッグショウリ(マイラーズC)、レニングラード(ア共杯)、トーセンホマレボシ(京都新聞杯)、センテリュオ(オールカマー)、ヒストリカル(毎日杯)
◎コメント:指数は平凡。皐月賞とは真逆の軽馬場のスローを好まない上位2頭がそのまま勝ち負けを演じ、指数的には凡戦に。

【日曜東京11R 目黒記念(G2)】
★ヒートオンビート(牡 2017 父キングカメハメハ 母父ディープインパクト)
◎成績:[5.8.4.7]~目黒記念(G2)
◎牝系:FNo.9-f(バランス系)~母マルセリーナ(桜花賞)、兄弟ラストドラフト(京成杯)、近親グランデッツァ(スプリングS)、マルバイユ(アスタルテ賞)
◎コメント:指数は平凡。例年通りの凡戦で、レーンJに乗り替わって渋太さをフル活用し、待望の初重賞制覇。