GⅠ特別コラム「マイルCS」トム

 

気鋭の予想家からあの大御所へ、競馬にかける思いと予想に対する信念、そしてGⅠレースの展望をコラムで紡ぐ!

2番手はトム!
競馬予想GPデビュー4カ月目という史上最速で最難関タイトルの「三冠王」を獲得し、一躍人気予想家の仲間入り。2022年には過去に一人しかいなかった3カ月連続三冠王を達成した。

最大の武器は何と言っても「レース分析力」。阪神で行われた過去2年、春に行われた安田記念、そして秋の前哨戦。
それらを紐解き、導き出された推奨馬は??

 


豪華なメンバーが揃った今年のマイルチャンピオンシップ。G1馬4頭が参戦し非常に楽しみです。

阪神芝1600mと東京芝1600mのコースは共通項が多くそれは近年の安田記念とマイルCSの結果を見ても明らかである。

2020年 2021年
安田記念 安田記念
1着グランアレグリア★ 1着ダノンキングリー
2着アーモンドアイ 2着グランアレグリア★
3着インディチャンプ★ 3着シュネルマイスター★
2020年 2021年
マイルCS マイルCS
1着グランアレグリア★ 1着グランアレグリア★
2着インディチャンプ★ 2着シュネルマイスター★
3着アドマイヤマーズ 3着ダノンザキッド


このようにリンクしているのが分かる。
尚、2020年のアーモンドアイはマイルCS未出走、2021年のダノンキングリーもマイルCS未出走なので、同年安田記念の上位がそのままマイルCSの上位になっているのが分かる。
それでは、今年の安田記念はどうだったか?

2022年
安田記念
1着ソングライン56kg
2着シュネルマイスター58kg
3着サリオス58kg
4着セリフォス54kg
5着ファインルージュ56kg
6着ダノンザキッド58kg
7着エアロロノア58kg
8着イルーシヴパンサー58kg
(後述のために斤量も併記します)

勝ち馬ソングラインから0.2秒差以内の8着までを並べてみた。
今回未出走の1着ソングライン、5着ファインルージュ、8着イルーシヴパンサーを抜いた5頭で上位を独占できそうな感じもしなくもないが、 3歳馬のセリフォスに関しては割り引いて考えたい。
安田記念時は4kg差だった斤量が1kg差となり、成長分を考えても割引材料は大きいかなと。

となると残り4頭だが、その中からダノンザキッドを当コラムでの推奨馬とします。

前走毎日王冠は差し有利な馬場だったにもかかわらず外目先行から0.2秒差の3着。当馬は左回りだと手前を替えないことが多く、この時も手前替えしていなかった。今回は右回りに加えて他の出走馬を見ても今回は隊列が早めに決まりそうで枠順次第(執筆時点で枠順が出ていません)ですが楽に先行できそうなのも大きい。
また、阪神コース実績も1-0-1-0と母数は少ないが複勝率100%であることも見逃せない。
上位人気に推されそうなシュネルマイスター・サリオスが関西圏への輸送であることも考えれば、充分に逆転の目があると見ている。


普段はハイレベル分析レースを根幹において予想しています。
同一クラスの各馬能力差においては未勝利・1勝クラス>上位クラスとみていて、次走以降の着順成績、条件をストックし、上位人気の中でも能力のある馬やハイレベルレース戦歴馬なのに人気薄の馬を見つけております。
上のクラス程能力差は少なく、コース適性面や成長面に重きを置いてます。

土曜の馬場傾向、枠順など踏まえて引き続き精査していきたいと思います。



最終決断は当日配信の予想で!

プロフィール

トム

2019年10月からメシ馬競馬オンラインサロンにて活動。
その傍ら参加した某大手サイトの予想大会での実績が認められ予想家デビュー。

予想スタイルはレースレベル分析を根幹に推奨馬を選定。
そこに複数ファクターのアクセントを加え、様々な角度からレースレベルを検討し、
チャンスありと見れば例え単勝50倍以上の馬でも本命にすることをいとわない。

そしてより力を入れているのが馬券構築だ。
推奨馬が激走しても馬券にできなくては意味がない。
単勝を中心に資金配分をし、回収率に拘った馬券で勝ちに行く!

デビュー4ヶ月目で競馬予想GP最難関タイトルの「三冠王」を獲得し、
2022年2~4月には三冠王三連覇を達成!

Twitter:@TOM_LIONSGATE