今井雅宏氏と編集部が先週の結果を分析、そして今週行われる重賞の過去３年を振り返る対談形式のコラム。
そんな馬券的中へのヒントが盛りだくさんのコラムの一部を毎週木曜日になんと無料公開！


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◆馬券の買い方について
今井雅宏の予想には買い目の掲載がないため、
競馬予想GPでは今井雅宏推奨の馬券の買い方（馬連6点、馬単6点、3連複6点、3連単21点）に則って的中判定、回収率の計算を行っており、
それに基づいた的中を的中情報として取り上げています。

編；今週は昨年5番人気ヒシイグアスから馬単万馬券を当てたりと、過去5年中4年で的中している、驚異の精度を誇る中山記念もありますよ。

今；どちらかというと5年より前、サクラアンプルールが走って当てた高配当が思い出深いよ。

編；逆ショッカーの教科書に載っているやつですもんね。阪急杯の方もアグリ本命で馬単当ててますし楽しみにしてます！
その前に回顧ですが、土曜にまたいろいろ炸裂しましたね～。縦目も入れるとほとんど当たった感じでした。勝負レースでも京都12Ｒで3連複86倍を得意技の本線1点目でズバッと的中して、3連単276倍も6点目で的中ですね。勝負レースでは京都牝馬Ｓも本命が勝って馬単3点目的中でした。

今；あれは本命が増えていたのはもちろん、2点目の相手だった間隔開けたモズがマイナス10キロで走る前からアウト確定だから、余計に絞ってガツンと勝負しやすいレースになったね。
ただ日曜の勝負レースがちょっとショッキングな出来事があったんだ。まぁそれでも勝負レースで1点目高配当的中だから良かったけど、土曜の2レースとも本命の馬体重がばっちりだったから、馬体重と馬場が合っているレースでドカンと勝負！といういつもの結末ではあったかな。

編；個人的には土曜は縦目で馬連22倍が当たった東京12Ｒがショッキングでした。今井さんも悔しがってましたね。
本命が大出遅れであり得ないような位置から前残りを追い込んでクビ差4着ですから、普通に出てたら3連複71倍も1点目ですし、恐らく勝ってたでしょうから3連単300倍台も2点目でしたよね。本命の馬体重が20キロ減でしたが、あれがなければあの大出遅れでも来てましたか？

今；大幅減がなければ、そもそも出遅れてないだろうけどね。ただ、馬体減りでもこの場合はそんなに悪くないし、僕は勝負したよ。
地方からのレースで、しかも中央のダートは初めてだからね。カテゴリーストレスのない、ステージ鮮度の高いＳ系は馬体重の許容範囲が広いのがＭの馬体重理論だし。まぁせめてマイナス14キロくらいで出て来て欲しかったけどね。それよりショックは日曜だよ。

編；キングズソードですよね。当日は10キロ増の上に、直線での不利が痛かったです。あれがなければ太めでも馬券圏内だったでしょうから。

今；内に切り返したのが信じられなかったよ。ただそれよりショックなのは小倉最終の方だね。

編；こちらもキングズソードと同じ単勝9倍台の人気薄でしたよね。ハイペースを早め先頭できつい展開でも3着でした。勝った人気薄も相手に入れていたのでショックですよね。

今；気を抜きやすい馬が、前に目標なくなって後ろを待つ形になったのは痛かったね。ただそれは競馬の展開だからよくあることで別にショックはないけど、とにかくショックだったのはまさかの乗り替わりだよ。
近2走は佐々木と手が合って気を抜く面が緩和されての減量だから敢えて狙ったのに、まさか突如テン乗りの丸山に替わっちゃうとは思わなかった。こればっかりは前日には誰も想像つかないから、お手上げだ。
気を抜くのを前2走で知ってるから、佐々木だともう少し仕掛けを遅らせている筈なんだけどね。しかも減量もなくなっちゃうし。お祓いしないといけないレベルの、痛恨の緊急事態が発生したね。

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編；ところでキングズソードは、やっぱり太かったですか？

今；パドックではこれまで同馬では見たことないレベルでかなりの太目だったよ。こうなるとハイペースになるしかない。ハイペースで切れ味勝負にならなければ多少の太めは我慢出来るし、久しぶりの左回りもハイペースなら余計なことをする暇がないからこなせる確率が上がる。
で、レースは予想以上のハイペースになったんで、「これならそのまま外に出せばいける！」と思ったその直後に内に切り返しだからね･･･。久しぶりの左回りに加えて太めなんだから、馬群に入ったらギアチェンジが出来ずにその時点で終了だ。よっぽど前がぽっかりと開いてないとね。あのまま大外に出せば、普通に併せ馬で馬券圏内は確実の手応えだったのにだよね。何がどうなっているのか、という感じだった。
左回りで騎手が制御しきれなかったのかもしれないけど、かなり太めで出て来た大型馬に内へ切り返すような器用な競馬を要求したら、どう考えてもその時点でアウトだよ。

編；それでもスムーズならという内容でしたもんね。

今；ただ終わって見ればストレスのない馬のワンツーだから、Ｍ的には当ててないと駄目だったね。勝ち馬は2走前から脚質チェンジでステージが変わったという判断をしっかりすべきだった。キングズソードは輸送があるから最低でも6キロ増くらいまでには収めてくれると考えたのが甘かったね。

編；レースのポイントの懸念通りでしたね。何れにしても土曜の万馬券的中とか、本命の馬体重、馬場が合っているレースでガツンと勝負という、改めての週でした。

今；あと急遽の変な乗り替わりのないレースだよね。騎手のアクシデントばかりは前日には読みようがないから。それと逆ショッカーの騎手編だけど、先週の日曜にかなりバージョンアップしておいたんだよ。

編；あ、そうだったんですね。

今；新しく騎手を収録してあったけど、条件別に結構細かく指数が出るようにしたから。前回までの騎手もそのバージョンにしておこうと思うよ。ちょっと忙しくて、たぶん1，2週間後、またそのときに解説するね。

編；ではデータ分析です。昨年両重賞とも当ててますが、データ分析はやっぱり今年も万馬券を期待して中山記念にしましょうか。
23年は、宝塚記念からの休み明けだった5番人気ヒシイグアスが勝ちました。この人気薄が本命でしたが、長期休養明けの馬は残念ながらいませんね。2着は中山金杯1着後の8番人気ラーグルフが来ました。この人気薄も上位評価で万馬券を当てましたよね。中山金杯では3，4着馬が登録していますが、上位馬だとどうなってますか？

今；それなら中山金杯2～4着で見てみようか。そうすると7頭中2頭が3着以内だよ。
来た馬は、前走3角4番手以内でこのタイプだと4頭中2頭が来ている。短縮だからある程度活性化されている方が良いかな。ただあわやの4着馬は前走13頭立ての8番手と該当7頭で一番後ろだから、そこまで重要な要素でもないかもだけどね。
2走前は、福島記念1着と1800mのOP特別5着。福島記念は11月上旬で該当7頭中一番レース間隔が開いていた。もう1頭はOP特別を3番人気5着だから、とりあえず疲れの心配は少なかったね。それでいて5着以内で調子が悪かったわけでもないというタイプになる。
あと2走前が2000m以上だったのは福島記念の1頭だけで、1600m～1800mのトップクラスカテゴリーストレスが薄い馬も注意。4走前は、ダービーと2600ｍのOP特別で、2400m以上を走っていたのは来た2頭だけ。やっぱりカテゴリー鮮度の高い馬は怖いよね。4走前に今回と同じ古馬1800m近辺の重賞を走っていない馬だと、4頭中3頭が4着以内には好走しているよ。

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土曜の「厳選！勝負レース」に21年、日曜の「厳選！勝負レース」内に20年分が掲載されます。
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◎馬券の買い方について
馬連 (1)1位-2位 (2)1位-3位 (3)1位-4位 (4)1位-5位 (5)1位-6位 (6)2位-3位
馬単 (1)1位-2位 (2)1位-3位 (3)1位-4位 (4)1位-5位 (5)1位-6位 (6)2位-3位
3連複順番
(1)1位-2位-3位 (2)1位-2位-4位 (3)1位-3位-4位 (4)1位-2位-5位 (5)2位-3位-4位 (6)1位-2位-6位
3連単順番
(1)1位-2位-3位 (2)1位-3位-2位 (3)1位-2位-4位 (4)1位-3位-4位 (5)2位-1位-3位 (6)3位-1位-2位 (7)1位-4位-2位 (8)1位-4位-3位 (9)2位-1位-4位 (10)3位-1位-4位
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買い目の順番｡同点の場合は当日人気がない方が上位評価になる｡
上位組み合わせから購入金額を徐々に落として買うか､それが大変な場合は点数を絞って買った方が良いが､高配当や馬体重､馬場が想定と合っている組み合わせは押さえておきたい｡
3連単に関しては人気サイドに有利な馬券なので､人気馬が上位に入っているときは点数を広げて買っても良い｡