今井雅宏「重賞ステップ解析」中山金杯

昨年は4人気-6人気-8人気という波乱の決着だった中山金杯。
それぞれのステップから激走のヒントを探っていこう!
重賞ステップ解析とは
今井雅宏氏と編集部が先週の結果を分析、そして今週行われる重賞の過去3年を振り返る対談形式のコラム。
そんな馬券的中へのヒントが盛りだくさんのコラムの一部を毎週木曜日に公開!
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編;もう年の初め、金杯ですね。中山金杯は昨年6番人気2着のマイネルモーメント本命でしたし、23年は本命が勝って馬単63倍を年初にいきなり得意の1点目的中で決めて、3連単443倍も当てたレースですし期待してます!京都金杯は2年前に大きいの当ててますしね。今年はどちらが勝負レースかも楽しみにしてますよ。
今;新年早々に、大きいの当てたいところだよね。
編;ですよね~。その前に回顧ですが、先週は本命が走ったレースも組み合わせがいまいちでした。
今;全体に本命は太めが多かったよ。厳寒期は太めで出てくるケースが多いんで、その辺は注意してレースを選択しないと。
編;でしたよね。日曜メインのバトゥーキなんかも連闘でC系が増えてきちゃいましたし。あれで内枠競馬を2着ですからよく走りましたよね。あの馬は先週「1回早いかもだけど」って解説でしたんで、その次走で期待しましたが。
今;まさか連闘で次のレースに出てくるとも思わなかったけど。
編;C系が連闘で過去最高体重にオーバーしてたので集中するのも大変でしたかね。
今;ハイペースになったんである程度相殺出来たということだったよ。
編;有馬記念のメイショウタバルも逆ベクトルで増えちゃいましたしね~。あれだと対抗のミュージアムスマイルの方が良いですか?馬体重も問題無かったですし。コスモキュランダも携帯の評価順だと7番目の評価だったので、ミュージアムスマイルからなら配当的に流せないこともない馬券でしたが。
今;まぁ展開自体がスタートから厳しかったんで仕方ないけど、増えると集中力が切れる恐れのあるステップではあったよ。
編;「増えすぎ注意」でしたよね。あと亀谷さんとの対談でも、増えると気が抜けちゃうかもっていうような話をしてました。逃げ馬でも増えると不味いパターンだったわけですか?
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今;C系で集中しなくてはいけない、叩き2戦目のタイミングだから。
編;確かに勝った2走前より休み明けで増えての叩き2戦目ですもんね。
今;というか日経新春杯のときも増えて、逃げられたのに惨敗したでしょう?あれも輸送競馬で、この馬は輸送の時は陣営が太めに作ってくるんだよね。輸送でかなり減るのを計算して。だけどあのときも計算より輸送で減らなかったから集中力が切れて惨敗した。今回はさらに遠い中山だから、輸送減りを計算して敢えてかなり太めに作ったんだけど、結局計算より輸送で減らないで集中力が切れちゃったわけだ。
展開的にも逃げ馬が途中から外を回ってのハナではまず好走は無理だけど、肝心のスタートダッシュが付かなかったこと自体、C系の叩き2戦目の馬体増で気持ちが切れちゃってたぶんになる。宝塚記念みたいに研ぎ澄まされた馬体重なら気持ちも乗ってるんで、スタートを決める確率も高くなるわけだけどね。馬体重は臨戦過程とタイプのベクトルで、そのときの馬に向いた数字が決まってくるわけだから。
編;対抗のミュージアムマイルの方は、対談でも馬体が減ってこなければ問題ないような話で、結局2キロ増でちょうど良かったですね。
今;量系だからね。減ってくるとダービーのときと同じで体力減で危ない。今回はあのときと同じ延長で体力が重要だから余計にね。かといって増えすぎるのも怖いから、増減無し~4キロ増くらいまでが一番合う馬体重になる。まぁしっかり矯めて乗って、上がりも掛からないという、最もこの馬に良い競馬、流れになったから勝てたわけだけど。
編;馬群は鮮度時なので割れるんで、しっかり矯めてそういう展開になれば良いという、解説通りでしたもんね。
今;若干1,2番人気が怪しいんで当てたかったレースで無念だけど。
編;重賞で1番人気が3番手以内の評価でないと、やっぱり危ないですね。2番人気のダノンデザイルも67点でしたし。
今;ダノンデザイルが理想的な体重で当日は出て来て、しかも落ち着いてたから、「これに走られちゃったかな」と思ったけど結局3着だった。
編;理想的に量系が増えてきましたもんね。Mの馬体重理論のベクトル的にはミュージアムスマイル、ダノンデザイルで決まるのかなとも思いましたけど。
今;結局ストレス時のエピファネイアの2500mだと恵まれても一押しが利かない感じだったね。差し馬場になって馬体重もピッタリ、仕掛けもピッタリだったけど、あそこまでだった。ただ何れにしてもこのレースはコスモキュランダだよね~。ここで前に行く位置取りショックは読めなかった。
編;消耗戦の差し競馬になればという解説で7番手評価で、当日人気になったぶん8番手評価ということでしたね。
今;ブリンカーは気になったけど、いつもの差しで延長だとやっぱり上手く乗って嵌まっても3着までなんだよね。アルアインの延長で差しを選択すると。ただ前に行く位置取りショックならアルアイン得意の2,3番手に取り付く競馬が出来るから。結局ブリンカー装着での先行の位置取りショックが読めなかった。3走前に先行してそこそこ頑張って前走惨敗なら読めるけど、先行して惨敗した後に捲って着順を上げてるから、捲るとばかり思っちゃった。
冷静に考えると着差的に騎手が2走前の先行策で良いという判断を下す可能性もあると考えないとだった。騎手の気持ちの読みミスになる。まぁこれが先行馬の少ないレースでの位置取りショックの怖さなわけだけど。騎手の気分次第で出遅れなければどの馬も前に行けるからね。
編;ですよね。日曜の勝負レースは、相手が下らなかったものの結局本命の馬体重が問題なかった他の2頭は来てますし、馬体重に注意してレースを選択ということでした。ホープフルSは、勝ち馬以外は9番人気3着の人気薄含めて、5着まで上位評価馬が独占でしたが。
今;このロブチェンは絞り込めないやつだよ。
編;新馬からの馬も結構狙って凄いの当てたりしてますが、これは難しいパターンでした?
今;ワールドプレミアが、産駒のデータが無さ過ぎるからね。タイプの概要が分からない段階で逃げた一戦だけだと、馬群の反応がさすがに未知数過ぎる。考えていく為の足掛かりがないわけだ。産駒のデータが全くなくても差しての新馬なら、少なくともその馬のタイプのイメージはある程度出来るけど、逃げだとね。
しかもワールドプレミア自体が結構判断が難しい。ディープインパクトの中で特異な産駒だったから、L質に傾くのか、C質に傾くのかは案外微妙になる。2番人気の馬がそこそこ危なくて、走れそうな人気薄もだいたい読めるレースだったけど、この馬はブラックボックス過ぎたね。
編;この結果で産駒のタイプは分かりました?
今;どうだろう。鮮度時だけに馬群に対応したことはある程度一般的な話ではあるから。ただ完全なL質ではなさそうだよ。一応新しい「ウマゲノム種牡馬辞典」ではM系に暫定でしているけど、実際そんな感じで正解かな。自身は長距離でL質だったけど、使われて好走して長い距離を走った次世代はC質も出てくることが多いから。
編;なるほど。それではデータ分析ですが、条件の変わらない中山金杯にしましょうか。昨年は、マイルCS11着後の4番人気アルナシームが勝ちましたが、このステップはいません。2着はチャレンジC6着後の6番人気マイネルモーメントが来ました。今井さんはこの人気薄が本命だったんですもんね。
ただこのステップもいないんですよ。3着はオクトーバーS1着後の8番人気ボーンディスウェイが来ました。この人気薄も買い目に入れてたと思いますが、OP特別連対馬は良いんですか?1800mからの馬が登録してますけど。
今;1800mのOP特別連対馬だと、7頭中1頭が3着以内だよ。あと8番人気4着なんて馬もいる。来た馬は前走3角4番手。あわやの4着馬は8番手だから、そこまで気にするデータでもないかな。今回は5番手で4着馬は4番手。今回4角で4番手以内に上がった馬だと3頭中2頭が4着以内で、相手強化でも延長の機動力を活かして、ある程度ついていける馬だと面白い感じだね。
2走前は福島記念で4着。4走前は条件戦で、あわやの4着馬は1600mのGⅠ。鮮度が高いか、あるいはS質を活性化された馬、そしてカテゴリーストレスの薄い馬が有利という、M的に考えれば普通のデータになっているよ。
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