今井雅宏氏と編集部が先週の結果を分析、そして今週行われる重賞の過去３年を振り返る対談形式のコラム。
そんな馬券的中へのヒントが盛りだくさんのコラムの一部を毎週木曜日になんと無料公開！


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◆馬券の買い方について
今井雅宏の予想には買い目の掲載がないため、
競馬予想GPでは今井雅宏推奨の馬券の買い方（馬連6点、馬単6点、3連複6点、3連単21点）に則って的中判定、回収率の計算を行っており、
それに基づいた的中を的中情報として取り上げています。

編；土曜の勝負レースは本命が全て連対して京都12Ｒで馬連8880円的中などがありましたね。

今；日曜も本命か、本命が良くない馬体重なら対抗がそれなりには走ってるけど、如何せん午後は人気馬が切れないレースばっかりでやりようがなかったね。やっぱり人気馬が危ないレースがないとやりにくいよ。
土曜京都12Ｒは、3番人気が揉まれ弱いリオンディーズ産駒で多頭数の内枠だから危なかったし、2番人気のキタサンブラックも1番枠で揉まれた時点でアウトだよね。まぁ思ったよりスローになって逃げられたから内枠でも揉まれないぶん危うく残られそうになったけど。
内枠で揉まれ弱い馬を切るのは、逃げたり、一回下げて追い込む形で激走するパターンが怖いのはある。特に小回りダート1700ｍなんかは、一回下げて追い込むとむしろ1枠は揉まれ弱い馬が揉まれないでハマるパターンが多いんだ。これが発生するかは騎手に乗り方訊かないと分からないんで怖いパターンだね。

編；3年連続の高配当的中を期待したシルクロードＳでしたが3着でした。1～3番人気が上位独占ではＭ的にさすがにどうしようもないですよね。

今；メンバー的に、スローになるのに期待したんだけどね。そうしたら1番人気のアグリは間に合わないリスクが高い。差しに回るようになってから1200mは少し忙しいからね。
ただ結局ハイペースになって、馬体も絞れてたんで来ちゃったということだった。荒れ馬場だと結構ペースが落ちることが多いけど、日曜はどの短距離も全体にペ－スが落ちなかったよね。

編；確かにエターナルタイムは速すぎない流れが良いというような解説でしたね。

今；大幅短縮で初距離だし、このレースは1600mからの短縮はデータ的に全く間に合わないんだよね。あと休み明けもかなり活性化していないと間に合わない。つまり活性化が重要でデータ的にはアウトの馬だったけど、エターナルタイムはスタートが速いから緩ペースになっての上がり勝負なら1400mみたいなものになるんで、1，2番人気の2頭相手でも勝負になるという読みだったよ。馬群を割れるから、緩ペースで差し馬は内しか間に合わないレースだと有利になるしね。今回みたいにハイペースになって1200mらしい競馬になると、休み明けの短縮はデータ通りきつくなっちゃうけど。まぁ馬体が増えて状態は良かったから馬券圏内は普通にキープ出来たということだった。
根岸Sの方は衝撃的だったよ。1番が2番と競ってハイペースのシナリオが、いきなり1番が出遅れて武豊の単騎逃げだとスローになっちゃうからね。よくあの超スローを外々回って3着に来たよ。普通、あの流れでは外枠の差しは物理的に無理なはずだからね。パドックでは懸念された入れ込みがかなりきつくて、「これは掛かる可能性が高いなぁ」と焦ったけど、なんとかあの超スローの外でも我慢させた騎手は頑張ったよ。2着馬は大幅延長だから1番が出遅れないで普通のペースになってれば体力切れしてるんで、ちょっと事前には読み切れないペースで仕方ないかな。

編；何れにしても断然人気が相手強化のロードカナロアでは馬券的にどうしようもないですよね。それと逆ショッカーの種牡馬、新しく追加されていましたね。

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今；確か10頭以上追加しているよ。イスラボニータとかコパノリッキーなんかも入っているよ。コパノリッキーの逆ショッカーは結構癖があって、ダートの長距離の方が決まりやすい。キタサンブラックはダートだとキレの要求されない条件の逆ショッカーが良いね。それでいて過度に揉まれないような条件。芝は1600m以上で根幹距離の方が揉まれにくいんで逆ショッカーの場合はプラスになる。
実は先週から高熱が出ちゃって、今も良化途上なんでしっかり確認が出来なくて騎手データも追加する予定が狂っちゃった。騎手編は来週に更新かなぁ。ということで今週も体力温存するため、データ分析に早めに移ろうか。

編；では毎年盛り上がる東京新聞杯を見ていきましょう。昨年は、マイルＣＳ12着後の4番人気ウインカーネリアンが勝ちました。マイルＣＳからは3着馬が登録してますね。

今；数が少ないから京都開催時のマイルＣＳ6着以内まで広げてみると、7頭中1頭が3着以内で4着も1頭。来たのは5番人気で6着だから、特段頑張ったわけでもなく、全くストレスの残る内容でもなかった馬。
前走の位置取りは3角3番手で、他の来なかった馬はほとんど追い込んでいた馬だね。前走3角7番手以内は2頭しかいないメンバーだったよ。まぁ逆にあわやの4着だった馬は15番手だったけど。今回は3角4番手で、今回4番手以内は2頭中1頭が来ている。逆に13番手以降も2頭中1頭が4着以内で、ストレスはあるんである程度メリハリを付けて乗っての嵌まり待ちという感じかな。
2走前は天皇賞秋。2走前が2000m以上は3頭中2頭が4着以内で、いつものように同じマイルのＧⅠからだから、トップクラスカテゴリーストレスが薄い馬の方がもちろん有利になる。

編；2着ナミュールは、エリザベス女王杯5着後の2番人気でしたがこのステップはいませんね。

今；それは残念だね。逆ショッカーの教科書ステップなのにね。

編；ですよね～。逆ショッカーの単行本に載ってるレースですもんね（笑）。3着プレサージュリフトは京都金杯3着後の6番人気でした。

今；京都開催時の京都金杯3～5着馬は、15頭中4頭が3着以内だよ。4頭は前走5番手以内で激走でもなかったタイプ。このタイプだと7頭中4頭が3着以内だね。来た馬は、前走3角4～12番手と様々。今回も6～12番手と様々。
2走前は、ＧⅠのマイルＣＳ6着以外は3着以内だから、2走前激走のストレスで前走連を外したタイプが面白い感じだね。
3走前は、準ＯＰ3頭とＧⅠで、ＧⅠは菊花賞。つまりトップクラスカテゴリーストレスが薄い馬が有利という、まぁ同距離重賞好走馬だけに当たり前のデータではあるよね。ただ4着には古馬重賞だった2頭も来ているから一応注意だけど。
それと道悪の年は3頭中2頭が来ていて、京都金杯が道悪で今回が良の馬は1頭中1頭が来ている。特段ショックがない巻返しステップだけに、馬場変化があるとより可能性が高まるという感じかな。

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土曜の「厳選！勝負レース」に21年、日曜の「厳選！勝負レース」内に20年分が掲載されます。
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◎馬券の買い方について
馬連 (1)1位-2位 (2)1位-3位 (3)1位-4位 (4)1位-5位 (5)1位-6位 (6)2位-3位
馬単 (1)1位-2位 (2)1位-3位 (3)1位-4位 (4)1位-5位 (5)1位-6位 (6)2位-3位
3連複順番
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3連単順番
(1)1位-2位-3位 (2)1位-3位-2位 (3)1位-2位-4位 (4)1位-3位-4位 (5)2位-1位-3位 (6)3位-1位-2位 (7)1位-4位-2位 (8)1位-4位-3位 (9)2位-1位-4位 (10)3位-1位-4位
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買い目の順番｡同点の場合は当日人気がない方が上位評価になる｡
上位組み合わせから購入金額を徐々に落として買うか､それが大変な場合は点数を絞って買った方が良いが､高配当や馬体重､馬場が想定と合っている組み合わせは押さえておきたい｡
3連単に関しては人気サイドに有利な馬券なので､人気馬が上位に入っているときは点数を広げて買っても良い｡