今井雅宏「重賞ステップ解析」AJCC

先週は1/13(土)「今日の準勝負レース」京都9Rで3連単32,510円(21点)、中山10Rで3連単13,590円(21点)的中!
まずは先週の重賞3レースを振り返り、今週はAJCCを解析!昨年3着だったユーバーレーベンのジャパンCは、他にも好走歴のある巻き返しステップだ!





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重賞ステップ解析とは

今井雅宏氏と編集部が先週の結果を分析、そして今週行われる重賞の過去3年を振り返る対談形式のコラム。
そんな馬券的中へのヒントが盛りだくさんのコラムの一部を毎週木曜日になんと無料公開!


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◆馬券の買い方について
今井雅宏の予想には買い目の掲載がないため、
競馬予想GPでは今井雅宏推奨の馬券の買い方(馬連6点、馬単6点、3連複6点、3連単21点)に則って的中判定、回収率の計算を行っており、
それに基づいた的中を的中情報として取り上げています。

 

;先週は土曜に五条坂特別で3連単325倍が当たって、初春Sも135倍が当たったりなどがありました。

;その2レースは馬体重と馬場が合っていたからね~。全体に馬体重が不味いレースがかなり多かった週だったよ。馬場、馬体重が合ってるレースで勝負といういつもの話ではあるけど、正月開催は特に状態が不安定なんで馬体重はより注意した方が良い。両方が合ってたレースはかなり限られていた週だったからね。

;五条坂特別は2点目の馬単的中、初春Sは3連複1点目ですし、馬場と馬体重が合ってるときは2点目以内で的中しますもんね。重賞も馬体重が合っていた京成杯が的中で、あとの2つは同点対抗が連対でした。
日経新春杯は本命が突然12キロ増の逆ベクトルで、同点対抗は指定通りしっかり絞れたので、サヴォーナから買いましたよ。やっぱり馬体重を見て選択が正解でしたね。

;あと、「入れ込み注意」の解説もしっかり読まないとだよ。日曜の小倉最終なんかは本命が「入れ込み発汗注意」で今までになく入れ込んでたから。

;結局対抗が勝って、相手も取り上げた馬で万馬券ですよね。あれはかなり稼いでましたね。本命は入れ込みがきつくて、パドックでは一番後ろに回されていたので、さすがに入れ込みも分かりやすかったです。
ところで、どういうときにこの「入れ込み発汗注意」のコメントは付くのですか?

;精神的にテンパりやすいタイプ、それと輸送が成功するかどうか分からない馬だね。今回は変則の輸送だから、失敗する可能性がそれなりにあったんでコメントしておいたんだ。特に小倉は変則の輸送になるケースが多いんで、馬によっては失敗する可能性も高くなる。
ただ失敗するかは、輸送時間とか当日の周辺環境によるんで、当日にならないと関係者も含めて誰も分からないからね。コメント読んで、注意のあった馬はパドックを見て必ずチェックしておきたい。近走は全く入れ込んでない馬だったけど、今回は突然入れ込んじゃったね。

;では土曜の愛知杯から回顧お願いします。これは単勝19倍の人気薄だったアレグロモデラート本命で、ショックでしたよね~。空前のハイペース差し競馬を先行してしまいました・・・。それでも4着に粘りましたけど、さすがに厳しかったですね。

;これはショックなんてもんじゃないよ。予想しているときは、アレグロモデラートは相手強化の内枠向きだから普通なら馬券圏内はほぼ確定だけど、ダッシュ力がない差し馬なんで、小倉の開幕で差しが間に合う競馬になるかが最大のポイントだったんだ。でも、1番人気の差し馬が外枠に入るくらいだから、差しも利く馬場になっている可能性もそれなりに高い。「前と差しは内々だけ」の馬場なら断然人気の差し馬が重賞で外枠に入ることはまずないからね。
ということで差しの利く馬場に賭けて、人気薄でもあり、鮮度が高くて相手強化向きのアレグロモデラート本命で、同点対抗をミッキーゴージャスとしたんだ。それでも最後方だと開幕で心配だから、中団で競馬すればという読みだったよね。騎手の性格からある程度は積極的に中団くらいにはなんとか行ってくれるだろうという狙いだった。
で、当日を見たら無茶苦茶差し馬場だったんだ。ペースさえ上がれば外差し確定の馬場だね。逆に日曜は内が固められてペース次第のフラットになってきたけど。さすが1番人気の差し馬が外枠に入るだけはあるけど、これで同点対抗のミッキーゴージャスの好走はほぼ約束された。鮮度が高いし、馬体重も良いし、馬場もピッタリだからね。あとはアレグロモデラートも上手く伸びる外目に出せばこの馬場だと外差しが間に合うんで連対は確実だろうと思って喜んで発走を見てたら、いきなり押して先行だからビビったなんてもんじゃないよ・・・。
それまでの馬場見て、あの選択はあり得ない。しかも本質的な差し馬で、緩ペースなら良いけど速い流れを前に行く位置取りショック向きではない、ハーツクライだから余計にタイプと真逆だよね。でも、まぁ懸念された変則輸送による入れ込みがないパドックだったんで、平均遅めくらいなら残れるかな?と僅かな期待を持って見てたら、前半33.5秒だからあの馬場だと100%物理的に残れない。夏の高速馬場なら残れるかもだけどね。全く最初から最後までわけの分からないレースになった。

;ですよね~。京成杯はスローの前残り競馬でしたが、本命の2番人気アーバンジャックが最速上がりで1頭だけ突っ込んで的中でした。強かったですよね~。他は6着まで3角5番手以内の馬が独占の前残り競馬を出遅れても2着でした。

;出遅れて前半ラップを見たときは諦めかけたよ。ただスロー適性も高い差し馬だから、前半ラップが遅くても中山らしく残り5ハロンから加速すれば、中山は外差しも利くんでそこに期待して見てたけど。そしたら結局、直線まで全く加速しない前残りの、上がりだけの競馬になっちゃったよね。
ただ武史はファインプレーだったよ。最後1番人気を目標に併せて外に出しそうになったけど、我慢して中に切り替えたからね。スローに加えてもう1番人気の手応えがなかったんで外から併せると早く相手が失速して併せ馬にならない。そうなるとCの強い馬だし、1頭だけ離れた外からこの流れを追い込むのはさすがに至難の業になる。ロスがあっても馬群に切り替えてくれたぶんだけ集中して走れて予想も的中したという競馬で、騎手としてはあのペースと展開の中では精一杯のリカバリーでよく頑張ったよ。

;日経新春杯は本命の人気薄ディアスティマが12キロ増で理想馬体重を14キロもオーバーしていたので、「絞れて欲しい」で絞れたサヴォーナからがさすがに正解ですね?

;今回は絞れないと危ないという、当日の馬体重に全てが掛かっている人気馬だから対抗にしたけど、結局絞れてたし、本命と同点だからね。
それとディアスティマは絞れた方が良い場面での逆ベクトルで12キロ増だからその時点でまず無理だよ。しかもカテゴリー鮮度のない7歳馬だからね。カテゴリー鮮度があるうちなら、大きくズレても走るケースもあるけど、カテゴリー鮮度が薄れると馬体重は予想で書いてある理想体重にさらに収斂されてくる。
小倉メインのフルヴォートもカテゴリー鮮度のない6歳馬が理想体重より増えすぎなんで、人気と馬体重の比からは人気薄の対抗の方からを厚めが長い目で見れば良いよ。差し馬だしね。Mの馬体重理論は決められたルールがあるんで、理解すれば誰でも簡単に適用出来るから、次回のnoteでは馬体重についても改めて詳しく書いておこうか。

 

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;日経新春杯の勝ち馬も、理想馬体重の10キロ増とほほ同じ12キロ増でしたし、やっぱり馬体重で馬券を絞って流せばだいたい上手くいくという、結局いつものパターンでした。

;まぁそれ以前にどんな馬体重でも重い馬場の2400mを前半33.7秒で競って逃げたら物理的にもう既に終わりなんで諦めはつくけど。
サヴォーナはあの流れを前目で粘ったけど、ハイペースの消耗戦向きなんで4番手で矯めればなんとか残れる。それでもさすがにあれ以上は粘れなかったけどね。ハイペースでも普通のハイペースまでなら、あの内容ならサヴォーナが勝ってたと思うよ。
愛知杯もそうだけど川田は手応えがあると早めに動くから前の馬に苦しくなりやすいのもあるんだけどね。なにもあのハイペースを、早仕掛けする必要は何もないよ。愛知杯で味をしめたのかもだけど、馬のステップとタイプが違うから。ただサトノダイヤモンドは前半の追走ペースが速い方が、新刊でも書いてあるようにやっぱり向くという内容の3着だったよね。

;それではデータ分析は施行条件が変わっていないAJCCにしましょう。昨年は、天皇賞秋11着後の4番人気ノースブリッジが勝ちましたが、このタイプはいません。2着はチャレンジC3着後の5番人気エヒトが勝ちました。

;チャレンジC4着以内は、2頭中1頭が3着以内だ。あまりに数が少ないんで全体で見てみると、6頭中2頭が3着以内だね。それでも少ないし全体のデータだから参考までだけど見ていこう。
来た2頭は3着と10着馬で、2頭とも前走3角6番手。今回は2番手と11番手だから、結構強めの位置取りショックだった。2走前は、福島記念2着と新潟記念14着。前走3着で今回来た馬の2走前は新潟記念14着だから、トップクラスカテゴリーストレスは少ない方がよりベターな感じだよ。

;3着ユーバーレーンはJC10着後でした。

;JC8着以下は、5頭中2頭が3着以内だね。来た2頭の前走は、3角7,18番手。7番手の馬は1角16番手からの捲りだった。他にあわやの4着馬もいて、その馬は前走3角2番手。やっぱり巻返しステップだけに極端な脚質だった馬の方が、より面白い感じだよね。
2走前は、準OP1着と天皇賞秋8着。天皇賞秋8着馬は3走前が札幌記念11着で、4走前は海外。2走連続8着以下だったのは同馬だけで、近走で海外を使っていたのも同馬だけ。あと2走前が準OPだったのも、来た馬だけ。つまり、トップクラスカテゴリーストレスの薄い2頭が来たことになる。

 

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土曜の「厳選!勝負レース」に21年、日曜の「厳選!勝負レース」内に20年分が掲載されます。
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◎馬券の買い方について
馬連 (1)1位-2位 (2)1位-3位 (3)1位-4位 (4)1位-5位 (5)1位-6位 (6)2位-3位
馬単 (1)1位-2位 (2)1位-3位 (3)1位-4位 (4)1位-5位 (5)1位-6位 (6)2位-3位
3連複順番
(1)1位-2位-3位 (2)1位-2位-4位 (3)1位-3位-4位 (4)1位-2位-5位 (5)2位-3位-4位 (6)1位-2位-6位
3連単順番
(1)1位-2位-3位 (2)1位-3位-2位 (3)1位-2位-4位 (4)1位-3位-4位 (5)2位-1位-3位 (6)3位-1位-2位 (7)1位-4位-2位 (8)1位-4位-3位 (9)2位-1位-4位 (10)3位-1位-4位
(11)2位-3位-1位 (12)2位-3位-4位 (13)1位-2位-5位 (14)1位-2位-6位 (15)2位-1位-5位 (16)2位-1位-6位 (17)1位-3位-5位 (18)3位-2位-1位 (19)2位-4位-1位 (20)2位-5位-1位 (21)1位-5位-2位

買い目の順番。同点の場合は当日人気がない方が上位評価になる。
上位組み合わせから購入金額を徐々に落として買うか、それが大変な場合は点数を絞って買った方が良いが、高配当や馬体重、馬場が想定と合っている組み合わせは押さえておきたい。
3連単に関しては人気サイドに有利な馬券なので、人気馬が上位に入っているときは点数を広げて買っても良い。