高柳誠二の「注目レース勝ち馬の牝系解説」(24/8/17.18)

【日曜札幌8R クローバー賞】
★ニタモノドウシ(牝 2022 父ディーマジェスティ 母父Petionville)
◎成績:[2.0.0.0]
◎牝系:FNo.4-n(バランス系)~母ジェラスガール、近親イスラボニータ(皐月賞)、Hyroglyphic(バシュフォードマナーS)
◎コメント:指数は上々。淀みない流れを好むナタ斬れ馬で、スローの瞬発力勝負が課題に。

【日曜中京11R CBC賞(G3)】
★ドロップオブライト(牝 2019 父トーセンラー 母父フレンチデピュティ)
◎成績:[5.3.3.9]~CBC賞(G3)
◎牝系:FNo.4-d(バランス系)~母プレシャスドロップ、兄弟プレシャスエース(栗駒賞)、近親ブレイブスマッシュ(豪フューチュリティーS)、トーセンジョウオー(エンプレス杯)、クォークスター(セントライト記念)、ブラックホール(札幌2歳S)、ライラック(フェアリーS)、トーセンセラウ゛ィ(東京シンデレラM)、ブルーリッジリバー(桜花賞2着)
◎コメント:低指数。夏場のデキの良さと、内有利なコース状態をフル活用も、有力馬の凡走に恵まれた。

【日曜新潟11R NST賞】
★メタマックス(牡 2020 父Into Mischief 母父Not For Love)
◎成績:[5.1.3.5]
◎牝系:FNo.2-n(極軽系)~母Zapara、近親Hedonist(サンタアニタオークス)、Izvestia(モルソンエクスポートミリオン)、Seeking Daylight(ブルックリンH)、Key Spirit(フィラデルフィアパークBCH)、メタマックス(NST賞)
◎コメント:低指数。前走同様に脚を溜めて差し切ったが、先行勢の自虐的なHペースに恵まれた。

【日曜札幌11R 札幌記念(G2)】
★ノースブリッジ(牡 2018 父モーリス 母父アドマイヤムーン)
◎成績:[7.0.2.9]~AJCC(G2)、札幌記念(G2)、エプソムC(G3)
◎牝系:FNo.1-b(地力系)~母アメージングムーン(ファンタジーS3着)、近親ローレルゲレイロ(高松宮記念、スプリンターズS)、ディープボンド(阪神大賞典連覇)、リキサンマックス(きさらぎ賞2着)、リュヌルージュ(中山牝馬S2着)、ウィンシュール(イノセントC)
◎コメント:指数は平凡。海外遠征の内容が上々で1号族地力系らしく6歳でも力を付けたし、スローで小回り向きの先行力をフル活用。