高柳誠二の「注目レース勝ち馬の牝系解説」(25/10/11-13)
【土曜東京11R サウジアラビアRC(G3)】
★エコロアルバ(牡 2023 父モズアスコット 母父フレンチデピュティ)
◎成績:[2.0.0.0]~サウジアラビアRC(G3)
◎牝系:FNo.11-c(バランス系)~母スターアクトレス、近親ウイニングチケット(日本ダービー)、ロイヤルタッチ(ラジオたんぱ杯3歳S)、エアセレソン(新潟大賞典)、ダンスディレクター(シルクロードS)(2回)、マルブツセカイオー(全日本サラブレッドC)、ハイブリッジ(ゴールド争覇)、ポシビリテ(クラウンC)、サクラサクラサクラ(ビューチフルドリーマーC)、ラインスピリット(オパールS)、マルブツパワフル(北九州記念2着)
◎コメント:指数は上々。前走千四の馬とは思えない追走振りだが、直線でエンジンが掛かるとナタ斬れ一閃。
【日曜京都11R 太秦S】
★ハピ(牡 2019 父キズナ 母父キングカメハメハ)
◎成績:[4.4.5.11]
◎牝系:FNo.4-d(バランス系)~母クイーンパイレーツ、兄弟アウトレンジ(浦和記念)、近親Smooth Roller(オーサムアゲインS)、カリフォルニアネクター(サンタイネスS)
◎コメント:指数はイマイチ。少頭数で相手弱化、淀みない流れも向いたが、これまでの詰めの甘さが嘘のような末脚で突き抜けた。
【日曜東京11R アイルランドT(G2)】
★ラヴァンダ(牝 2021 父シルバーステート 母父ベーカバド)
◎成績:[3.3.5.5]~アイルランドT(G2)
◎牝系:FNo.3-d(極軽系)~母ゴッドパイレーツ、近親ヌーヴォレコルト(オークス)、ミューチャリー(JBCクラシック)、イングランドアイズ(小倉記念)、ゴッドインチーフ(エルフィンS)、オヤコダカ(王冠賞)、シュエット(菊水賞)、セナスタイル(ローズS3着)
◎コメント:指数はイマイチ。ドスローの超高速上がりで、3号族極軽系の斬れを遺憾なく発揮。
【月曜京都11R スワンS(G2)】
★オフトレイル(牡 2021 父Farhh 母父Kingmambo)
◎成績:[4.4.2.5]~スワンS(G2)、ラジオNIKKEI賞(G3)
◎牝系:FNo.2-c(極軽系)~母Rose Trail、近親Bint Marscay(ゴールデンスリッパー)、Bollinger(クールモアクラシック)、Benicio(ヴィクトリアダービー)、Romneya(ムーニーヴァレーフィリーズクラシック)、Friesan Fire(ルイジアナダービー)、Always Allison(スウィートエンブーレスS)、Villermont(サンダウンギニー)、Roheryn(ショウカウンティクオリティH)、Flying Evelyn(ローゼズS)
◎コメント:指数は上々。同じ2号族極軽系ダイアトニック風味の短差し馬として完成し、レコード決着で持ち味の斬れをフル活用。