高柳誠二の「注目レース勝ち馬の牝系解説」(25/8/30.31)
【土曜札幌9R すずらん賞】
★ビッグカレンルーフ(牝 2023 父アメリカンペイトリオット 母父フジキセキ)
◎成績:[2.1.1.0]
◎牝系:FNo.16-b(地力系)~母シルクナデシコ、近親グランヴァン(エトワール賞)、イッツガナハプン(二十四万石賞)、トーセンサニー(フェアリーS3着)、サハラファイター(鳳雛S3着)
◎コメント:指数は水準。母の伴性血縁上にLe Fabuleux3×4を持つ好血で、タフな馬場なら芝で走って当然。
【土曜中京11R 名古屋城S】
★テーオーパスワード(牡 2021 父コパノリッキー 母父キングカメハメハ)
◎成績:[4.0.0.2]
◎牝系:FNo.A29(極軽系)~母テーオーレイチェル、近親Groovy Feeling(レディースH)、ナイトバナレット(ジュニアC)、タイキフロリゼル(三木ホースランドパークJS)、コラルリーフ
◎コメント:指数は平凡。タフな馬場は不向きで、今回は相手に恵まれたが、軽馬場なら更に。
【日曜中京11R 中京2歳S(G3)】
★キャンディード(牡 2023 父トーセンラー 母父Speightstown)
◎成績:[2.0.0.0]~中京2歳S(G3)
◎牝系:FNo.10-a(極軽系)~母ストロボフラッシュ、兄弟ウィルシャイン(ローレル賞)、近親ゴールドティアラ(南部杯)、Poet's Voice(QE2世S)、モズカッチャン(エリザベス女王杯)、Blair House(ジェベルハッタ)、ジュンブロッサム(富士S)、ステファノス(富士S)、Gemswick Park(オールドハットS)
◎コメント:指数は上々。新馬勝ちの指数も優秀だったし、軽馬場でレコード決着なら納得の差し切り。
【日曜新潟11R 新潟記念(G3)】
★シランケド(牝 2020 父デクラレーションオブウォー 母父ディープインパクト)
◎成績:[6.2.3.1]~中山牝馬S(G3)、新潟記念(G3)
◎牝系:FNo.8-g(極軽系)~母フェアブルーム、近親Vyatka(南米サラブレッド奨励機構大賞)、ヴァージニー(ビヴァリーヒルズH)、ビーフェアー(ジアナ大賞)、Very Nice Moon(イメンシティ大賞)、Guaranta(アントニオジョアキムペイショデカストロジュニオール大賞、Indigo Guerreiro(コンサグラサン賞)、トニフィカーレ(黒潮マイルCS)、ブリュネット(フローラS3着)
◎コメント:指数はまずまず。スローの瞬発力勝負で、終いに徹して極軽系らしい斬れを発揮。