今井雅宏「重賞ステップ解析」シルクロードS

 

先週は万馬券2本的中で現在三冠王ランキングトップ!このまま2026年最初の三冠王となるか??
シルクロードSの無料コラムではカーバンクルS、淀短距離S、京阪杯の3つのステップレースを解析します!

重賞ステップ解析とは

今井雅宏氏と編集部が先週の結果を分析、そして今週行われる重賞の過去3年を振り返る対談形式のコラム。
そんな馬券的中へのヒントが盛りだくさんのコラムの一部を毎週木曜日に公開!

さらに週末のメニュー
・土曜日の「厳選!勝負レース!」に2年前のレース解析
・日曜日の「厳選!勝負レース」に3年前のレース解析+ワンポイントアドバイス
が掲載されます!

;先週は1点目的中が連続した怒濤の重賞予想は一服でしたが、条件戦の方で2点目以内での的中が炸裂しましたね。日曜中山8Rで、万馬券2点目的中の得意技が出ました。このレースは5番人気本命、7番人気対抗なのでワイドでも29.7倍も付いたので、そっちの1点買いの方が効率良かったくらいですが(笑)。

;小倉8Rもそんな感じだったよ。

;そうですね~。こっちも6番人気本命で対抗4番人気なので、ワイド1点目で17.1倍的中でした。一応このレースは3連複59倍も得意技の1点目的中で、3連単の240倍も当たってますね。土曜の勝負レースでは馬連1点目的中もありましたし、どんな馬券種でもやっぱり絞って買うと良いということでした。

;小倉は日曜になったらラチが伸びないのが全員にバレて、避けられるようになってばらけたからインも逆に来やすくなってきたけどね。それにしても先週は雪予報だったり強風だったりで、大変だったよね~。馬体重も不味いのが多かったし。
日曜小倉12Rも本命の差し馬が唐突な12キロ増で連対時最高体重からも12キロもオーバーだった。ああいうときは、ちょうど同じ12Rを予想してるから、京都に勝負の比重を移した方が無難だよ。

;でしたね。京都は逃げ馬が間隔開けて4キロ増と、ほぼM的にはベストの増減で出て来たので、こっちでガツンと勝負ですよね。やっぱりこっちの本命が勝って、9頭立てで馬単46倍的中と美味しい配当になりました。とにかく馬場と馬体重が合ってるレースで勝負!でした。
そういう意味では、AJCCも絞れた方が良い本命が2戦目で絞れなかったので、対抗のドゥラドーレスからが正解ですかね?そうすれば普通に当たってますが。

;C系の叩き2戦目で、7歳なのに過去最高馬体重が結局絞れなかったからね。パドックでも明らかに太かったんで、よくあれで4着に来たよ。ただ6番人気の人気薄と断然人気の比較だから、あのくらいの馬体なら本命を切り替えるか?というと、なんともだけど。

;接戦でしたもんね~。まさかエヒトとは・・・。あれが残らなければ馬体重が絞れなくても3連複的中でしたけど。

;強風だったからね。本来は土曜を見れば分かるけど、1番人気向きの外差し馬場に設定されてたんだけど天候で前が有利になった。しかも縦長でばらけたから、追いかける方も風よけの壁を作れない状況なんで、風よけ出来なければ強風では差しにくいぶん、圧倒的に前が有利になっちゃうしね。まぁ強風の場合は風向き次第で逆に差しやすくもなるんで、前日での判断は難しいけど。
風向きと風速を正しく設定しなければいけないから、そのどこかの手続きで間違える可能性も出てくる。そもそも天候はカオス系で完全には予見出来ないのに、風ともなると気象庁もお手上げだから。メディアによって予報もみんな違ってたし。それまでの週は天候が読めたんで楽だったけどね。

;確かに、前週までのシンザン記念の180倍1点目的中とかは、みんな天気予報が安定してましたもんね。

;マテンロウレオは太かったのもあるけど、前に壁が出来なかったぶんも大きかった。強風で物理的にも不利な以上に、そもそも馬群に入れた方が良い馬だから、縦長で馬群がなくなるのは二重に不利になったわけだよね。このレースは2番人気のジョバンニが切れるから、そこそこ美味しいレースだったけど。まぁ断然人気の馬が切れないんでそこまででもないけどね。

;なんでジョバンニは無印なのですか?確かエピファネイアでも、珍しく馬群を割れるタイプという評価だったと思いますが。鮮度も高い短縮ですし。

;S質な2200mに短縮だとあんまり合わないよね。それにここ2戦も合わない展開で無理に走ってるから、案外フレッシュさもないエピファネイアだったし。もうちょっと追走ペースが楽な内枠なら悪くもないけど、強風自体も合わないかな。ディマイザキッドも身体的に強風が合わない。まぁ両方追い込みだから、余計に合わないわけだけど。それより悔しかったのは小倉牝馬Sだよ。この日はラチ沿いが伸びない馬場に設定されていたんだ。

;その伸びない内の狭いとこに突っ込みましたからね~。

;よく上位に来たよ。あれで僅差なら、フラットな馬場なら間違いなく来ていた。

;こっちも6番人気と人気薄だったフレミングフープ本命ですよね。間隔開けて4キロ減も不味かったのでは?「外差しの可能性もあるので、そのときは外枠の対抗からも」という解説で、それまでが外枠の差しが連勝だったので、このレースも対抗のジョスランから流した方が、馬場、馬体重両面からも無難と思いましたが。

;ただこれも本命と対抗ではかなり人気に差があるからね。フレミングフープが不味かったのは、伸びないインに突っ込んだことと、唐突な馬体減りだけではないんだよ。

;他にまだ何かあったのですか?

;スタートで出していったでしょう?あの時点でかなり危ない。追い込みの利く外差し馬場で、ペースが上がりそうなことが明白なメンバーだからね。最近スローしか経験したことない馬だから、それを急に前半ついていったら、相当馬に負担になる。しかも馬体減りでね。スタートで馬の気のままに控えてたら、内を突いても普通に馬券圏内だったよ。
あのステップであのペースをあの馬場でついていくとか、無謀を通り越してるから。普通の馬ならあのステップでああいう競馬だと10着くらい。鮮度時のC系で相当頑張ったけどね。実は当日外差し馬場になっても、半分は大丈夫だと思ったから狙ったんだ。

;どういう作戦でした?

;追い込み馬だからね。このメンバーで捉まってれば自然に後方になるんで、内枠でもさすがに後方にいて当日外差し馬場なら、最後は外に出すだろう。そもそも前走は外差しで勝った馬なんだから余計にね。
そういう読みというか、外差し馬場なら当然そう乗るとばかり思ってたから、レース中は愕然として見てたよ。あの馬場とあのメンバーで、絶対この馬がやってはいけない選択を、わざわざ馬をしごいてまで前に出して行くわけだからね。何も考えずにただ捉まってるだけで、今回は来るステップなのにだよ。

;ですよね~。自然体で乗れば来る人気薄を狙っている、いつもの作戦ですもんね。

;ただこれが小倉の恐ろしさ、リスク要因ではあったんだ。

;小回りだからですか?

;いや、鞍上だよね。2開催の中央だとトップジョッキーがどの馬にもだいたい乗ってるから、騎手がやることも事前にほとんどの出走馬が読めるわけだよね。トップジョッキーなら普通に馬に負担が掛からない位置取りを選択して乗るからね。それでみんな来てたわけだけど。

;確かにフェアリーSで11番人気3着だった以外は年明けの重賞全部本命が連対してましたけど、基本みんな今井さんの事前指定通りに騎手も乗ってましたよね。

;その横山典のフェアリーS以外はね(笑)。だけど、ローカルだとどう乗るか読めない騎手が多く乗ってるから、位置取りを当日どう判断するか?ブラックボックス的な馬を選択せざるを得ないケースが出てくるわけで、そこの難しさはある。つまりここでは彼を選んだ僕の判断ミス、失敗予想だったと、そういうことでしかないわけだけど。
それと日曜京都の馬場にはビビったよ。除雪明けで内が固められて前が残ると思ったら、内側は突如砂漠状態だから。まさに一夜城を見せられたような気分だよね。山城Sは固められたインの先行馬狙いだったら、その逆の砂漠状態になった内に入って、差し決着で全滅だったんだ。

;ただ最終は逆に前残りで、高配当を当てたわけですよね?

;まさにこれは「施行順」だよね。もし山城Sが後だったら、果たして坂井が中を選んで走ったかどうか。インに入ったら残せなかったろうからね。あのレースを先に見て、伸びない内を避けて中に逃げ馬を出したから、他の馬は差せなかったわけだよ。
あれだけ特殊な馬場が出現すれば、当日のレース施行順次第で騎手の選択は180度違うんで、どうしても前のレースの結果に依存しやすい。前日では物理的に読めない時系列の要素も出てくるわけだね。

;なるほど~。何れにしてもいつものように馬体重と馬場に注意して勝負ということでした。あといよいよ『ウマゲノム種牡馬辞典』、週末には出てますね!

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;ちょっと高くて申し訳ないんだけど、経費が高騰してあれ以上は無理らしいよ。僕も下げてくれるように言ってはいるけど、継続のためにも仕方ないみたい。
ただそれを補うべく、どんどんエンジンが掛かって1頭辺りの解説文もいつもより上にはみ出してと文章量が増えたり、気合い入れて書いおいたから(笑)。その話もnoteに書いておこうか。
それと双馬さんとの対談も面白かったね。いつもMで訊かれる立場だから、どうやって消化してるのか興味あっていろいろ質問しちゃったよ。

;面白そうですね~。いよいよなので楽しみにしています!

で、データ分析は根岸Sを昨年当ててますけど、シルクロードSの方にしましょうか。ハイペースになりやすい1200m重賞ですしね。まず昨年ですが、カーバンクルS1着後の9番人気エイシンフェンサーが勝ちました。

;芝1200mのOP特別連対馬は、49頭中13頭が3着以内だよ。京都開催時だと44頭中12頭が3着以内。数が多いから、淀短距離S以外の芝1200mOP特別連対馬で見ていこうか。そうすると、18頭中3頭が3着以内。
来たのは中山2頭と中京1頭。前走の位置取りは3角1~6番手だから、ある程度活性化されている馬だった。今回の位置取りは3角5~11番手。相手強化で少し矯めるMの基本形だったね。といってもこのステップはそもそも差した馬が多いけど。むしろ3角11番手以内なら11頭中3頭が3着以内と率が上がっている。相手強化でも置かれすぎないくらいの機動力があって、少し矯めたみたいな馬がよく来ている。
2走前は、マイルCS9着と重賞2着とOP特別13着。重賞は8月のキーンランドCだから、心身疲労の少ない馬がベター。4走前まで遡ると、ダービーと3勝クラス2頭。4走前が、3歳限定戦だったのは来た1頭だけ、1600m以上もこの1頭だけ、条件戦だった馬も6頭中2頭が来ている。M的には当たり前の話だけど、トップクラスカテゴリーストレスが薄い馬は怖いよね。

;2着グランテストは、淀短距離S3着後の10番人気でした。

;京都開催時の淀短距離S3~5着は、21頭中4頭が3着以内。来たのは前走3角3~12番手と様々。ただ4角では3番手2頭と、10番手以降2頭。4角でも10番手以降は4頭中3頭、4番手以内は11頭中4頭が4着以内に好走していて、極端な脚質が嵌まらなかった馬がよく巻き返している。
今回の脚質は、3角3番手1頭と、10番手以降が3頭。今回3角3番手以内だと6頭中2頭が4着以内、10番手以降だと6頭中4頭が4着以内だから、今回も極端な脚質を取った方が巻返しステップだけに怖い。前走が極端な脚質だった馬が来ているのも、今回も極端な脚質を取る可能性が高いのと、位置取りショックの幅を取りやすいというニュアンスもあるからね。
2走前は、重賞2着が1頭と、残りは6着以下凡走。生命リズムに躍動感があるとベター。3走前は、1400m以上3頭で1200mは1頭だけ。1200mの馬は2,3走前が連続11着惨敗。何れにしても、トップクラスカテゴリーストレスは薄い方がもちろん有利。

;3着ウインカーネリアンは、京阪杯2着後の4番人気でした。

;京阪杯連対馬は、9頭中4頭が3着以内。来たのは前走1~5番手。ただ該当9頭全てが5番手以内だから特段意味のあるデータでもない。今回の位置取りは、3角2~9番手と様々。
2走前は、1200mで連対した馬2頭と、1400m4,6着。3走前は、1200m勝ち2頭と、1400m、1600mで3,14着。1200mで連対しているか、トップクラスカテゴリーストレスの薄い馬が来ているね。ただ1200mのうち1頭は3歳限定戦で、3歳限定戦だったのは来た馬だけで、もう1頭は3勝クラスだった。
4走前まで遡ると、3歳限定戦3頭と高松宮記念4着で、高松宮記念の馬は2,3走前が1400m以上。まとめると、もちろん1200mのトップクラスカテゴリーストレスの薄い馬が有利で、あとはかなり鮮度が高いか、逆に体力的にタフな経験をしている両極端が来ているとも言えるね。


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