今井雅宏「重賞ステップ解析」セントウルS
重賞ステップ解析とは
今井雅宏氏と編集部が先週の結果を分析、そして今週行われる重賞の過去3年を振り返る対談形式のコラム。
そんな馬券的中へのヒントが盛りだくさんのコラムの一部を毎週木曜日に公開!
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セントウルS
編;今週から秋競馬で、23年の300倍台や90倍台など3年連続的中とかがあったセントウルSなど、盛り沢山で期待してます!その重賞ですが、新潟記念で本命のゾロアストロが勝って馬単17.7倍が2点目的中と、また3点目以内の的中ですね。
3連単も的中でした。
これでCBC賞の3連複194倍3点目的中から始まって、札幌記念、キーンランドC、新潟記念と、重賞で4週連続の「3点目以内的中」ということになりましたよ。
今;4週のうちで、一番しょうもない配当になっちゃったけどね~
編;まぁ堅かったのでどうしようもないですからね(笑)。
というか8番人気のサヴォーナが3着なら3連複の高配当がズバッと1点目的中でもっと良かったわけですが。
その話はまた後でで、それにしても先週話題になった「3点目以内重賞的中ラッシュ」がまた発動するとは凄いですね~。
7月の函館2歳Sで795倍1点目的中から、次から次へと3点目以内で重賞を的中させていますよ。
今;その前の週、七夕賞が悔しかったからね。
編;そうでした。
道悪想定の予報が外れちゃって高速馬場になっての4着で、3連複万馬券的中を逃して悔しがってましたもんね~。
あれだけ悔しがると、その直後から怒濤のラッシュが始まるのはよくあるパターンで、昨年末もそんな感じで万馬券を連続して3点目以内で当てましたっけ。
それと土曜の清洲特別では、馬単34.8倍を1点目的中で、このレースは3連単354倍も当たってますね。
やっぱり1~3点目、特に1点目を厚めが正解ですよね。
今;天気予報が当たって、馬体重も合ってればの話だけどね。
先週も馬体重見た瞬間に危ない本命もいたよ。
編;天気予報といえば新潟記念でした。
このレースもただ当たっただけではなく、今井さんの予想らしくドラマが待ってましたよ(笑)。
ゾロアストロが本命できっちり勝ちましたが、人気薄のサヴォーナを対抗抜擢でした。
3番手がロデオドライブなので、3,4着が入れ替わればまたしても「3連複高配当1点目的中」が決まったわけですが・・・。
今;ゾロアストロとロデオドライブは当日の降り方で期待値マックスに上ったけどね。
編;コンビニプリントの全頭解説でも、予想コメントで適度な道悪が積極的なプラス方向ってニュアンスなのはこの2頭くらいでしたもんね~。
当日の降り具合からすると、まさに1点買いで買えるような感じで、やっぱり馬場と体重で絞って買うと完璧になるという結末でした。
どうして雨が降るとこの2頭だと分かるわけですか?
今;血統構成と、馬体のつくりからになるよ。
他の馬はみんな苦手だよね。
編;ゾロアストロは道悪走ってないのに分かるわけですか?
今;どしゃ降りとかの酷い道悪までいくと、普通の重とはまた違うカテゴリーになっちゃって特殊だから、ちょっと馬体では判断つかなくなるけどね。
普通の重くらいまでなら走る作りだよ。
酷い道悪だと2着馬の方が無難だけど。
作り以前にこの2頭は精神コントロールが難しいんで、下が悪い方が、掛かったりとか余計な方に気持ちが向かないで合うしね。
編;ワンポイントアドバイスでもそんな話をしてくれましたもんね。
ところでサヴォーナは道悪向かないという評価なのに何故相手に抜擢でした?
今;まずこのレースは新聞見た瞬間に嫌になっちゃうパターンだったよね。
パッと見で一番人気の川田が大崩れは無さそうで切れない。
しかも少頭数だから一人の騎手の思いつきがレースに与える影響、比重が上るんで、展開が流動的で読めない。
挙げ句に天気予報も微妙だから、不確定要素があり過ぎて理詰めでは当てにくく、人気馬も切れないという一番苦手なパターンのレースになるよ。
しかも川田の馬は切れないんだけど、勝つ可能性も低いから本命にも出来ない厄介な馬だし。
編;どこが不味かったです?
今;近2走が体力的にタイト過ぎるよね。
馬が硬くなって嫌気が差している。
それでも短縮2000mの左回りは合うから切れないけどね。
そもそもこのレースはリズムが活きていて活性化している馬は1,2着馬の2頭しかいない。
だけどその2頭は精神コントロールが難しいんで、気持ちが乗らないと凡走する、しかも人気馬。
非常に馬券的に厳しいメンバー構成だよ。
そこで次点の馬、生命リズムは澱んでるけど何とか誤魔化して走れそうな馬はいないか?
それがいたら本命にしようかともう一度見直して、まず出て来たのはステレンボッシュだった。
編;それこそ初GI勝ちのとき本命だったり詳しい馬ですもんね~。
ストレス薄れてますし。
今;延長の2000mで外枠の新潟というのが、年齢的にもL化している彼女には良いからね。
ただここで勝てる生命エネルギーが残ってるなら、2走前も勝ってるよね。
生命エネルギーのストックレベルはその消費と補充のバランスで考えないといけないわけだよ。
それとやっぱり道悪もマイナスだし。
ところがこれといって他に走れる人気薄はいない。
編;そこでサヴォーナが出てきました?
今;実はこの馬は、新聞のパッと見で目に入ってきたんだよね。
ストレス薄れて。
だけど特に道悪得意でもないし、かといって降らないで新潟のスローでは切れ負けする。
それに生命ストック的には2走前が走り過ぎで、その硬直化を1回の凡走では拭えない可能性がある。
そこで調教確認したら、このタイミングであの調教では生命ストック、柔らかさは戻りきれていないと判断するのが妥当で、止めた。
編;ではどうして復活しました?
今;この先行馬が全くいないメンバーで、池添が切れ不足の馬を逃げさせない可能性はほぼないということだね。
あとは離し逃げを選択するかどうか?それだけの話になる。
編;「大逃げすれば」という解説でしたもんね。
実際、レースを見たら大逃げしてれば残った感じでしたが、どうしてですか?
今;離して逃げればそんなに道悪の巧拙は影響しなくなるんだよね。
もちろん、苦手な切れ勝負も避けられる。
それと揉まれ弱いパワー型だけに、相手の影は見えない方が良いからね。
あと土曜の感じだと、最内の3頭分くらいは悪くないんで、各馬が外に出して1頭だけ内なら余計に揉まれ弱さは出ない。
キレのある人気馬に射程圏に入れられたら、新潟では残せない馬だからね。
あとはそれを池添が理解しているかどうかだけだった。
そして人気薄だから、理解している方に賭けて対抗だったけどね。
編;残念ながらタメ逃げでしたよね~。
今;3ハロン36.3だからね。
叩いて35秒で行けばかなりの離し逃げが打てたし、それで残れる馬場というか、それ以外では残れない馬だけに残念な騎乗だったね。
まぁ直前に雨が降りすぎて、道悪巧者ではないんで行き脚を削がれたのと、前に行かないと差せない馬場と考えて他の差し馬の騎手がついてきたのもあったけど。
もう少し弱い雨なら、前半36秒でも離せておかしくない、普通の馬場なら折り合い重視で追いかけてこないメンバーだったからね。
それとサヴォーナは、生命ストックの問題も、大逃げというシステムの外で競馬すればそこまで致命傷にならない。
自らの走りでS質を補給していくことになるからね。
編;なるほど~。
当たろうが外れようが、毎回ドラマが起きる理由は、そういったM的に緻密な計算があるからですね。
まぁ別に外れてなくて、本命が勝って3連単も当たっているわけですが(笑)。
ところで、人気馬の中でロデオドライブではなくゾロアストロが本命だったのは何故ですか?
今;両方精神コントロールが難しく、ロデオドライブは延長で掛かる恐れ、ゾロアストロは久しぶりのレースで新潟遠征だからテンパっちゃってやっぱり掛かる恐れがある。
だからゾロアストロの当日の馬体増は勝負度合いを深めたけどね。
それで2頭とも馬群に入れての道悪なら精神コントロールしやすいわけだ。
で、ゾロアストロは東スポ杯が一度外に膨れた後に立て直して2着。
あの内容を見ると新潟の2000mは物理的にはほぼベストになる。
編;ダノンシーマの白富士Sの内容と時計を見て、同距離左回りの新潟2000mは走るという話はよくありそうですが、そうやって見ないと駄目なわけですね。
今;まぁ誰でもそんなことは新聞見れば一発で分かるからね。
人気にも織り込まれてるんで1番人気なわけだし。
そもそも3勝クラスを勝った直後と2500mGⅡ3着後のレースで全く同じパフォーマンスになる確率は、何回やろうが当たり前だけど物理的には全くのゼロなわけだよ。
競馬というか、世界のあらゆる事象は常に時系列と相互関係の網の目、不確定性の中で決定されていくわけだから。
そうでなければ、1週間後の天気予報も全て当たることになっちゃうから予想も楽になるけどね(笑)。
でもそれは、どれだけ天気予報の精度が上がっても、常識として理論的には全く不可能なことになる。
編;中京2歳Sはどうでした?
今;これも2歳の重賞を増やしすぎだよね~。
だから少頭数ばっかりになって、展開が読めなくなる。
サンタンジェロは僕のミスだけどね。
前走で後ろに回る位置取りショックで変わったから、また後ろに行くと思ったら、西村がデビュー戦と同じ競馬をしちゃった。
ああなると掛かるんだよね。
注文つけて乗らないと。
それが読めなかった。
編;あといろいろ細かい的中もありましたが、1点目で当たって3連単354倍も当たった清洲特別の解説をお願いします。
今;フィドルファドルの短縮だったね。
川田騎乗はこのタイミングなら良いというかベストだよ。
硬くなっても大幅短縮のハイペースだからね。
強引に乗ってS質を引き出す彼の騎乗がちょうど嵌まる。
アオイレーギーナは高速馬場の芝からダートは合う血統だよね。
編;ダートの未勝利勝ちのとき、確か万馬券か何かを当てた馬でしたもんね。
今;あのときと違って、そんなに揉まれ強いわけでもないんで差しに回ってる今なら外枠の方が良いわけだよね。
1番人気の坂井は、位置取りショックで激走後のヘニーヒューズで前走と同条件だから、似たパフォーマンスを維持する確率は低めという判断になる。
編;それではデータ分析はセントウルSにしましょうか。
このレースも単勝100倍台のテイエムスパーダを相手の1頭に選んで万馬券を当てたりしたレースですしね。
今;そう考えると、何だかんだで1200m重賞は大きいの当たってるね。
編;ですよね~。
直近のキーンランドC、CBC賞、函館2歳Sも1200m重賞で高配当を当ててますから、期待してます!では昨年ですが、京王杯SC7着後の8番人気カンチェンジュンガが勝ちました。
ただこのステップはいません。
2着ママコチャ、3着トウシンマカオも京王杯SCでしたね。
24年ですが、この年も勝ったのは京王杯SC組のトウシンマカオだったので2着ですが、高松宮記念8着後の4番人気ママコチャが来ました。
高松宮記念からは連対馬の登録がありますよ。
今;高松宮記念連対馬は、6頭中2頭が3着以内だよ。
来た馬の前走は3角3,4番手。
まぁこのくらいの位置取りだった馬が多かったけどね。
今回の位置取りは3角1,5番手。
これもみんな6番手以内だから、特段意味のあるデータでもない。
2走前は、シルクロードS5着とスプリンターズS1着。
スプリンターズSはおよそ一年前のレースだから、少なくとも蓄積疲労は2頭ともなかった。
3走前は重賞で3着以内だったよ。
編;3着モズメイメイはアイビスSD勝ちの7番人気で、この人気薄を対抗抜擢で3連複96倍を当ててましたね。
今;アイビスSD連対馬だと、7頭中5頭が3着以内だよ。
来た馬は今回3角1~6番手で、全馬が6番手以内だから特段意味のあるデータでもない。
2走前は、OP特別、GⅢで2~5着。
来なかった2頭は直線競馬のOP特別で1着。
3走前は、1000m~1200mのレースで3~15着。
来なかった2頭はGⅢ17着と1200mのOP特別1着。
リズムが悪すぎる馬やカテゴリーストレスのきつすぎる馬以外がベター。
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