今井雅宏「重賞ステップ解析」天皇賞(秋)

重賞ステップ解析とは
今井雅宏氏と編集部が先週の結果を分析、そして今週行われる重賞の過去3年を振り返る対談形式のコラム。
そんな馬券的中へのヒントが盛りだくさんのコラムの一部を毎週木曜日に公開!
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アルゼンチン共和国杯
編;今週は万馬券とかいろいろ当ててきた、Mの「秋の祭典」、アルゼンチン共和国杯もあるので楽しみにしています。
ただ昨年はみやこSと京王杯2歳Sの方が良かったですね。
京王杯2歳Sは8番人気フクチャンショウと12番人気トワニもレースのポイントに抜擢して3連複万馬券5点目的中で、3連単の万馬券も的中でした。
みやこSは本命が勝って馬単84倍をズバッと的中だったので今年も期待してます!
その前に回顧ですが、勝負レースで馬単1点目で当たった土曜京都8Rは3着がショッキングな結末でしたけど、それ以上にショッキングなのは天皇賞の横山典でした。
あれには参りましたよね~。
今;まぁ参ったとかを通り越して、「ええ?」ってギョッとしたよ。
まさか逃げるとは。
どれだけ矯められるかが勝負の馬で、好位だと怪しいけど差しなら妙味十分、追い込みなら展開次第で2つに1つだけど嵌れば激走というステップの超人気薄だからね。
逃げたらそれは100%無理なことくらい分かりそうなもんだけど、そこが横山典というか、ここで凄い技を繰り出しちゃったよね~。
実際、追い込んでたら結果は180度違ってるよ。
悔し紛れでも何でもなくて、そんなことは競馬の常識知ってれば誰だって分かる話になる。
まさか彼が理解してないとは計算外だった。
編;馬群に入れて差せばという解説でしたもんね~。
やっぱりノリさんもMの勉強をしておいて貰わないとですよ(笑)。
今;ちょっと捕まえて説教しないとなレベルだね。
MのC系だから馬群に入れるとか、それ以前の問題だよ。
相手強化における競馬の常識として、差し馬なんだから多頭数で先行馬がいるメンバーなら、どんなタイプでもしっかり差さないとまず無理。
編;ずっとデータ分析でも言ってることですよね。
「相手強化で後ろに回る位置取りショック」ですよね。
今;しかもこの馬は2000mがぎりぎりの距離だから、余計に矯めないとスタミナ的にアウトになる。
平坦ならまだしも、坂コースでかつ直線の長い東京で、しかもそもそも多頭数ではほぼ逃げ残れないレース質の天皇賞で、よりによって差し馬が逃げるとか、自滅行為以外の何ものでもない。
結果論ではなく、走る前からそれは常識として分かる話で、スタート決めた瞬間は、「よし!これで後はどれだけ下げていくのかな?」とニヤリとした次の刹那だよ。
・・・思わずギョッとして仰け反った。
あんな光景が一体、この世にあるものだろうか?
頭をかかえて力尽きたよ。
ハナを切った瞬間、あとの結果は火を見るより明らかだよね。
それにしても、一体全体どうしちゃったんだろう?
スタート決めたから「いっそ、行っちゃおうか」って突如思いついちゃったのかな。
編;コメントによると、最初から行けるなら行くつもりみたいだったですよ。
今;・・・、確かにまぁそういうアイデアを持ってること自体は若くて元気な証拠で否定はしないけど、それならそれで先に「先行する」ってコメントしてくれないとファンに対してどうなのか?だよね。
それなら買う必要はないって事前に分かるわけだから。
だいたい隠すよりあらかじめ逃げ宣言した方が岩田も驚いて追いかけたりしないでスンナリ縦長とか、そういうのも多少はあるだろうしね。
前走だって外に出したのもあるけど、掛かって早めに動いたことが敗因なのは明白で、それを反省してしっかり矯めると思ったら、想像の遥か上だった。
まぁノリを本命にする以上、そういったこと全てを引き受けないといけないんだろうけど。
編;ところでMを教え込んでるAIはなんて言ってました?
今;レディネスは「先行するから危ない」って言ってたよ。
編;えっ!それは面白いですね(笑)。
今;いやいや、まさかそんな自滅行為はしないだろう。
ここは流石にいくらノリでも差すって思ったけどね~。
展開予想もかなりの精度になってきたから、あとでどうやって展開予想すれば良いのかと実際の展開読みも発表していこうか。
編;それは楽しみにしてます。
今;メンバー的に内差し競馬の流れと思って予想したら、肝心のレディネスが突然逃げたことで淀みない流れになって外差しになったという、なんともな結末だったね。
編;外目の差し競馬になりましたもんね。
結局、鮮度馬でも相手強化で差しに回る位置取りショックをちゃんと掛けたネブラディスクの方だったという結末でした。
今;有利な位置取りショックが何かはMで事前に分かるけど、それを実行するかは騎手の思いつき次第という難しさが出た結末ではあったね。
編;それと他のレースですが、土曜中心に本命がいろいろ勝って土曜の時点で単勝はだいたいプラスという感じでしたが、相手が狂ったレースが多かったですよね~。
一番ショックだったのは、冒頭でも話した勝負レースの京都8Rでした。
馬単17倍が1点目で当たったレースですが、ハイペース差し競馬になって11番人気だった▲の馬が最後に捉まって4着でしたよ。
一応3連単の万馬券も的中予想にはなりましたけど、あの▲がそのまま残ってれば500倍台が1点目と、また高配当の1点目的中でしたからね~。
今;それだけで3週間くらい笑って過ごせた筈で、悔しかったよね。
ハイペースもあったけど、マメタンクが強すぎて早めに交わしてルイステソーロがフワッとしちゃったのもあったかな。
それと土曜のイモージョンね。
一回下がったのはビックリしたけど、前走よりかなり入れ込んでテンションが上がってたんだ。
あれだとサリオスも相当難しいタイプということで、間隔開いたり2戦目は「入れ込み発汗注意」の種牡馬になっちゃうね。
1番人気が危ないレースだから当てたかったけど。
編;最後はあんな位置に下がってから盛り返してかなり伸びましたもんね。
ブライトスクリプトもサートゥルナーリアの2戦目で、精神コントロールが危ないという判断でした?
今;それもあるし、1400mをあの上がりで勝った後の相手強化だと、サートゥルナーリアだとしてもちょっとL質なステップ過ぎて反応が悪くなっちゃうんで1番人気では危ない。
サートゥルナーリアには分裂気味のL質な面も内包しているから余計にね。
あとジャンダルムは結構C質が強い走りだったね。
今後M的に面白い種牡馬になると思うよ。
編;それは期待しちゃいますね~。
日曜は東京7Rで馬単42倍1点目的中で、3連単の万馬券も的中でした。
やっぱり何だかんだで1点目重視ですね。
コッレヴェッキオはモーリスの巻返し狙いですか?
今;これはブリンカー2戦目もあったよ。
編;前にも話してたブリンカーが決まる馬と決まらない馬という話ですかね?
今;そういうことだよね。
一回目のブリンカーは利かないタイプで、今回は利くタイプ。
まぁ今回は前に行く位置取りショックが嵌まりそうなこともあったけど。
その辺のブリンカーの話も、また後でじっくりここでしようか。
編;ええ、お願いします。
それではデータ分析ですね。
みやこSも気になりますが、やっぱりアルゼンチン共和国杯にしましょう。
昨年は丹頂S1着後の9番人気ミステリーウェイが勝ちました。
今;芝2600mの3勝クラス連対馬は、16頭中3頭が3着以内だよ。
来た馬は前走3角1,3,8番手。
特に偏りはないけど、8番手のレースは10頭立てだから後方。
前走3角8番手以降は4頭中2頭が4着以内で、3角3番手以内は5頭中2頭が来ていて、メリハリつけて乗った馬の方がよく来ているよね。
今回は3角1,9,10番手。
9,10番手は17頭立て以上。
メリハリつけて乗った方が良いけど置かれすぎない機動力があるとベターという感じ。
2走前は、OP特別4着と重賞11着以下。
重賞で10着以下は5頭中2頭が来ている。
長距離のOP特別好走馬だから、極端なカテゴリーストレスはない方が良いことになる。
3走前は3勝クラスで、3勝クラスだった馬は6頭中3頭が3着以内。
もちろんトップクラスカテゴリーストレスは薄い方がベター。
またあわやの4着馬はOP特別1着後で、1着馬は5頭中3頭が3着以内。
勢いのある馬にも注意したい。
編;2着も芝2600mのスティンガーグラスで、3着は登録のない毎日王冠組だったので前年にいきましょう。
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